Giải đề thi jlpt N2 tháng 12 năm 2013 - moji goi dokkai
Các yêu cầu hoàn thành
Giải đề thi jlpt N2 chính thức tháng 12 năm 2013 phần moji goi dokkai
問題 1
____の 言葉の読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問01:
このホテルは古
いですが、部屋
はとても清潔
でしたよ。
せっきつ |
せいきつ |
せっけつ |
せいけつ |
問02:
それは隠
す必要
はないですよ。
かくす | もどす | わたす | さがす |
問03:
山田
さんはいつも姿勢
がいいですね。
しぜい |
しっぜい |
しせい |
しっせい |
問04:
もっと丁寧
に積
んでください。
たたんで |
あんで |
むすんで |
つんで |
問05:
犯人
は10年
以上
も逃亡
生活
を送
っていた。
とうぼう |
とぼう |
とうそう |
とそう |
問題 2
____の 言葉を漢字で書くとき、最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問06:
あのころはまだ、将来
のことをしんけんに考
えていなかった。
真険 | 真剣 | 信険 | 信剣 |
問07:
今後
もサービス向上
につとめていきたいと思
っています。
志めて | 勧めて | 労めて | 努めて |
問08:
バザーの売
り上
げは、全額
きふしました。
寄符 | 貴付 | 寄付 | 貴符 |
問09:
そのうわさについて本人
に尋
ねたら、そくざに否定
された。
即座に | 速座に | 即差に | 速差に |
問10:
そんなにせめたらかわいそうだよ。
疑めたら |
怒めたら |
憎めたら |
責めたら |
問題 3
( )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問11:
書類
は記入
ミスがあったので、直
してから( )提出
するように言
われた。
改 | 次 | 再 | 復 |
問12:
3時
10分
東京駅
( )の新幹線
にのる予定
です。
始 | 発 | 出 | 離 |
問13:
歌謡曲
からクラシックまで、音楽
( )に興味
があります。
共同 | 全面 | 共通 | 全般 |
問14:
会長
候補
の中
では北川氏
が( )有力
だと言
われている。
特 | 最 | 頂 | 極 |
問15:
宿題
を夏休
み( )に出
さなければならない。
明け | 閉め | 分け | 止め |
問題 4
( )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問16:
オリンピックの開会式
の様子
が、会場
から世界中
に( )された。
普及 |
接続 |
分配 |
中継 |
問17:
彼
は最近
かなりの収入
があったらしく、( )生活
をするようになった。
ぜいたくな |
豊富 |
わずかな |
質素 |
問18:
絵
のことはよく知
らないので、この作品
にどのぐらいの価値
があるのか( )かつかない。
発想 |
仮定 |
見当 |
目印 |
問19:
不要
な物
を捨
てて、散
らかった部屋
を整理
したら、気分
が( )した。
ぎっしり |
すっきり |
ぶらぶら |
きらきら |
問20:
気温
の上昇
に( )して、エアコンの売
り上
げも伸
びているらしい。
比例 |
対応 |
比較 |
応答 |
問21:
地図
を見
ながら歩
いていたら、小
さな石
に( )、転
んでしまった。
つっこんで |
つまずいて |
くっついて |
かたむいて |
問22:
この会議
にはぜひ出席
したいのですが、( )ほかに予定
が入
ってるんです。
せっかく |
うっかり |
あいにく |
わざわざ |
問題 5
____に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問23:
荷物
の重
さはおよそ5キロでした。
ぜんぶで |
ぴったり |
だいたい |
それぞれ |
問24:
もう少
し具体的
なプランを教
えてほしい。
理由 |
情報 |
特徴 |
計画 |
問25:
市
の経済
状況
は依然
として厳
しいらしい。
相変 わらず |
思 ったとおり |
実際 には |
これまでより |
問26:
あの時
は本当
に必死
だった。
危 なかった |
一所懸命 だった |
緊張 した |
恐 ろしかった |
問27:
山
のふもとにきれいな湖
があります。
山 の向 こう |
山 の上 のほう |
山 の中間 あたり |
山 の下 のほう |
問題 6
次の言葉の使い方として最もよいものを。1・2・3・4から一つ選びなさい。
問28:
補足
スープの味 が薄 かったので、塩 を補足 しました。 |
資料 には概要 しか書 かれていないので、少 し説明 を補足 します。 |
新入 社員 の仕事 を補足 するのが私 の役割 です。 |
暗 いだった部屋 ので、明 るい色 の家具 を補足 しました。 |
問29:
あわただしい
最近 、寒 かったり暑 かったり気温 の変化 があわただしいので、風邪 をひく人 が多 い。 |
森 さんはあわただしい人 で、よく忘 れ物 をしたり、乗 る電車 を間違 えたりする。 |
この町 の発展 はあわただしく、数年 前 とは様子 がずいぶん変 わりました。 |
山下 さんは午前 の会議 が終 わると、昼 ご飯 も食 べずにあわただしく出 かけていた。 |
問30:
かすか
財布 の中 はかすかなお金 があったので、バスで帰 った。 |
船 に乗 って1時間 たつと、遠 くに島 がかすかに見 えてきた。 |
今日 は天気 がいいので、かすかな時間 で洗濯 物 が乾 きそうだ。 |
私 と田中 さんは同 じ年 だが、私 のほうが誕生日 がかすかに早 い。 |
問31:
催促
30度 を超 える暑 い日 には、水分 を十分 とるように学校 でも注意 を催促 している。 |
異文化 交流 の催促 のために、ボランティア団体 が毎月 イベントを開 いている。 |
家賃 を払 うのをすっかり忘 れていたら、催促 電話 がかかってきた。 |
どこからだ、おいしそうなにおいがしてきたて、食欲 が催促 された。 |
問32:
ものたりない
少 しうまくなってきたので、初心者 向 けのクラスだとものたりなくなってきた。 |
クラスメートが転校 することになり、みんなものたりなく思 っています。 |
日本 に来 たばかりで、いろいろものたりないでしょうが、すぐに慣 れますよ。 |
楽 しみにしていたパーティーなのに、中止 だなんて本当 にものたりない。 |
問題 7
次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問33:
この料理
はとても簡単
で、鶏肉
と卵
( )あればすぐに作
れます。
にも
|
こそ
|
とも
|
さえ
|
問34:
このメーカーのヘルメットは、安全性
( )、他
のどのメーカーの製品
よりも優
れている。
に沿
って
|
に向
けて
|
にわたって
|
において
|
問35:
山田
「今度
の連休
、小林
さんは温泉
に行
くみたいだよ。森
さんはどこか行
かないの?」 森
「( )ものなら行
きたいけど、今度
の連休
は仕事
が入
っちゃたんだよね。」
行
く
|
行
こう
|
行
ける
|
生
きたい
|
問36:
(セミナーの案内
で) 受講料
は、無料
です。( )、資料
代
500円
をいただきます。
ただし
|
および
|
すなわち
|
あるいは
|
問37:
今年
の映画祭
の来場者
は、開幕
から3日
で10万人
に達
した。8日間
の開催
期間
で最終的
には昨年
の20万人
を大幅
に上回
る( )。
までだ。
|
次第
だ
|
勢
いだ
|
最中
だ
|
問38:
大西
病院
では、現在
事務
職員
を募集
しています。詳細
は、ホームページを( )か、直接
お電話
でお問
い合
わせください。
拝見
する
|
ご覧
いただく
|
ご覧
に入
れる
|
見
せてくださる
|
問39:
北川
市
は、かつては人口
5千人
の小
さな村
( )が、今
では人口
50万人
の大都市
だ。
でもなかった
|
よりほかなかった
|
にすぎなかった
|
ばかりではなかった
|
問40:
(店
で) A「このシャツ、かわいい。でも、会社
に着
ていくには派手
かな。」 B「うん。デートで着
る( )、仕事
には派手
すぎるよ。」
にしては
|
としたら
|
ならともかく
|
からとはいえ
|
問41:
悩
んでいるときは、誰
かに話
を( )気持
ちが楽
になる場合
もある。
聞
いてあげることは
|
聞
いてもらうことで
|
聞
いてくれることに
|
聞
いてやることが
|
問42:
(駅
で) A「まだ切符
買
ってないの?もう電車
来
ちゃうよ。早
く早
く。」 B「まだ5分
もあるでしょう。そんなに( )。」
急
がせないでよ。
|
急
がせられないのかな
|
急
がなくちゃね
|
急
がされるんだから
|
問43:
(電話
で) A「営業
部
の山下
さんをお願
いしたいのですが。」 B「申
し訳
ありません、山下
はただいま会議
で席
を外
しております。戻
りましたらこちらからお電話
( )。」 A「はい、お願
いします。」
いたしましょうか
|
申
しましょうか
|
くださいませんか
|
いただきませんか
|
問44:
「自分
がされてうれしいことは相手
もうれしい」とつい( )だが、相手
が嫌
がる場合
もあるので、気
をつけようと思
う。
思
っているところ
|
思
ってしまいがち
|
思
いたがるおそれ
|
思
うしかないため
|
問題 8
次の文の ★ に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問45:
A「夏休
み、あしたで終
わりだね。」 B「そうだね。でもまだ___ ___ ★ ___ 休
みたいよね。」
ぐらい
|
1週間
|
あと
|
は
|
問46:
(北川
先生
へのメールで)昨日
無事
に帰国
しました。日本
滞在中
は、___ ___ ★ ___ お世話
になり、本当
にありがとうございました。
をはじめ
|
北川
先生
|
に
|
多
くの方々
|
問47:
私
の祖父
、風邪
をひいても、「風邪
のときはあたたかく___ ___ ★ ___ 。」と言
って病院
に行
かない。
に限
る
|
早
く
|
寝
る
|
して
|
問48:
留学中
、自分
の国
のことを聞
かれて初
めて、今
まで___ ___ ★ ___ ことが多
いのに気
づいた。
思
って
|
疑問
にすら
|
思
っていなかった
|
当
たり前
だと
|
問49:
彼
が描
いたライオンの絵
は、___ ___ ★ ___ いる。
今
にも動
き出
して
|
近
づいてきそうなほど
|
描
かれて
|
本物
そっくりに
|
問題 9
次の文章を読んで、文全体の内容を考えて、[50]から[54]の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
以下
は、留学生
が書
いた文章
である。
ポケットティッシュ
ノヴァーク ヤン
今日 も新宿 駅 前 でティッシュをもらった。小 さな袋 の中 に10枚 ほどのティッシュが入 っていて、ポケットなどに入 れて持 ち歩 けるポケットティッシュだ。
新宿 や渋谷 などの大 きな駅 を出 て少 し歩 くと、ポケットティッシュを配 っている人 にあちこちで[50]。彼 らが配 るのは、ティッシュでもあり広告 でもある。受取 るティッシュの袋 には、旅行会社 の名前 が印刷 されていたり、美容院 や居酒屋 の広告 の紙 が入 っていたりする。最初 は無料 で配 っているとは知 らなかったので、渡 されたときは驚 いた。
ティッシュペーパーが日本 で使 われるようになったのは、1950年代 。その十数年後 、[51]が広告 宣伝 用 に配 るためのポケットティッシュを開発 した。そして、1970年 ごろにそれを道 で配 り始 めた会社 があり、それ以来 、ポケットティッシュを道 で配 ることが定着 していったらしい。
確 かに、ポケットティッシュをは優 れた宣伝 グッズだ。まず、道 で直接 配 るから、歩 いている人 の性別 ・年齢 を問 わず、渡 すことができる。個人 情報 を集 めなくても、宣伝 したい相手 に宣伝 できる効果的 な[52]。また、ティッシュなら実用 的 で、ちらしだけよりも受 け取 ってもらいやすいし、使 うたびに広告 を見 てもらえるという利点 もある。
[53]、私 はポケットティッシュの広告 を見 て行動 を起 こしたことはない。もらう広告 には全 く興味 がないが、無料 だからついもらってしまい、たまっていく一方 だ。だから、帰国 したら友達 に配 りたい。日本 文化 の一 つとして[54]。
ポケットティッシュ
ノヴァーク ヤン
今日 も新宿 駅 前 でティッシュをもらった。小 さな袋 の中 に10枚 ほどのティッシュが入 っていて、ポケットなどに入 れて持 ち歩 けるポケットティッシュだ。
新宿 や渋谷 などの大 きな駅 を出 て少 し歩 くと、ポケットティッシュを配 っている人 にあちこちで[50]。彼 らが配 るのは、ティッシュでもあり広告 でもある。受取 るティッシュの袋 には、旅行会社 の名前 が印刷 されていたり、美容院 や居酒屋 の広告 の紙 が入 っていたりする。最初 は無料 で配 っているとは知 らなかったので、渡 されたときは驚 いた。
ティッシュペーパーが日本 で使 われるようになったのは、1950年代 。その十数年後 、[51]が広告 宣伝 用 に配 るためのポケットティッシュを開発 した。そして、1970年 ごろにそれを道 で配 り始 めた会社 があり、それ以来 、ポケットティッシュを道 で配 ることが定着 していったらしい。
確 かに、ポケットティッシュをは優 れた宣伝 グッズだ。まず、道 で直接 配 るから、歩 いている人 の性別 ・年齢 を問 わず、渡 すことができる。個人 情報 を集 めなくても、宣伝 したい相手 に宣伝 できる効果的 な[52]。また、ティッシュなら実用 的 で、ちらしだけよりも受 け取 ってもらいやすいし、使 うたびに広告 を見 てもらえるという利点 もある。
[53]、私 はポケットティッシュの広告 を見 て行動 を起 こしたことはない。もらう広告 には全 く興味 がないが、無料 だからついもらってしまい、たまっていく一方 だ。だから、帰国 したら友達 に配 りたい。日本 文化 の一 つとして[54]。
問50:
[50]
出会
う
|
出会
ったとか
|
出会
うこともあった
|
出会
うはずだった
|
問51:
[51]
その会社
|
ある会社
|
彼
らの会社
|
こういう会社
|
問52:
[52]
方法
にするべきだ
|
方法
だと言
える
|
方法
になりかねない
|
方法
があるに違
いない
|
問53:
[53]
むしろ
|
要
するに
|
したがって
|
とはいえ
|
問54:
[54]
紹介
されたわけだ
|
紹介
したからだ
|
紹介
しようと思
う
|
紹介
されるだと思
う
|
問題 10
次の(1)から(5)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
以下
は、辞書
の編集
にかかわったことにある人
が書
いた文章
である。
最新 の意味 が、辞書 に載 っていない、とはよく言 われることである。保守的 (注 1)すぎる、と。辞書 は、その点 、小回 り(注 2)かぎかない。けれども、最新 の意味 を辞書 に載 せたとたん、その意味 が消 えてしまったらどうだろう。その辞書 は、もう使 われもしない古 い意味 を載 せていることになる。だから、辞書 の編者 は、新 し意味 が、日本語 にの中 に、きちんと定着 するかどうかを見極 め(注 3)ている。保守的 というより、慎重 だと言 ってほしい。
(小原 正弘 『オノマトペがあるから日本語 は楽 しいー擬音 語 ・擬態語 の豊 かな世界 』による)
最新 の意味 が、辞書 に載 っていない、とはよく言 われることである。保守的 (注 1)すぎる、と。辞書 は、その点 、小回 り(注 2)かぎかない。けれども、最新 の意味 を辞書 に載 せたとたん、その意味 が消 えてしまったらどうだろう。その辞書 は、もう使 われもしない古 い意味 を載 せていることになる。だから、辞書 の編者 は、新 し意味 が、日本語 にの中 に、きちんと定着 するかどうかを見極 め(注 3)ている。保守的 というより、慎重 だと言 ってほしい。
(小原 正弘 『オノマトペがあるから日本語 は楽 しいー擬音 語 ・擬態語 の豊 かな世界 』による)
(注 1) 保守的 : 新 しいものを受 け入 れず、古 いものを守 ろうとすること
(注 2) 小回 りがきく: 状況 にすぐに対応 できる
(注 3) 見極 める: ここでは、十分 に観察 し、確 かめる
問55:
最新
の意味
が、辞書
に載
っていないとあるが、なぜか。
新
しい意味
が将来
残
るかを注意
深
く判断
しているから
|
新
しい意味
がどのように変化
するかを考
えているから
|
新
しい意味
をどう説明
するかをじっくり考
えているから
|
新
しい意味
は時間
がたつといずれ消
えると思
っているから
|
(2)
以下
は、ある会社
で回覧
された文章
である。
2013年 /7月 /29日
各位
総務課
ごみ分別 に関 するお願 い
皆 さまのご協力 のおかげで、ごみを分別 状況 は改善 されてきましたが、リサイクル可能 な紙類 の多 くが、いまだに「燃 えるごみ」のボックスに捨 てられています。
例 えば、新聞 、雑誌 だけでなく、菓子 箱 、紙袋 などもリサイクルが可能 です。これらは必 ず「リサイクル」のボックスに入 れてください。
詳 しい分別 方法 は、ボックスの上 に掲示 しておきますので、捨 てる前 に再度 ご確認 ください。分別 の徹底 をお願 いいたします。
以上
2013年 /7月 /29日
各位
総務課
ごみ分別 に関 するお願 い
皆 さまのご協力 のおかげで、ごみを分別 状況 は改善 されてきましたが、リサイクル可能 な紙類 の多 くが、いまだに「燃 えるごみ」のボックスに捨 てられています。
例 えば、新聞 、雑誌 だけでなく、菓子 箱 、紙袋 などもリサイクルが可能 です。これらは必 ず「リサイクル」のボックスに入 れてください。
詳 しい分別 方法 は、ボックスの上 に掲示 しておきますので、捨 てる前 に再度 ご確認 ください。分別 の徹底 をお願 いいたします。
以上
問56:
この文章
で最
も伝
えたいことは何
か。
リサイクル可能
な紙類
をきちんと分別
してほしい
|
リサイクル可能
なものの種類
を一
つ一
つ覚
えてほしい
|
ごみの分別
方法
を変更
するので、間違
いなく分別
してほしい
|
「燃
えるごみ」を「リサイクル」のボックスに捨
てないでほしい
|
(3)
以下
は、ある庭園
の案内
である。
多田 庭園
多田 庭園 は、地元 有力者 多田 家 の別荘 の庭 を保存 したもので、一般 に公開 されています。庭 の一角 には1800年代 初 めまで使用 されていた伝統的 な建物 も残 されています。
庭 の中心 には池 があり、滝 が約 3メートルの高 さから流 れ落 ちています。夏 は滝 の音 が涼 しげで、暑 さを忘 れさせてくれます。秋 の夜 にはライトアップが行 われ、紅葉 と滝 が光 の中 に浮 かんで見 えて見事 です。そのため、この時期 には多 くの観光 者 が訪 れます。
多田 庭園
多田 庭園 は、地元 有力者 多田 家 の別荘 の庭 を保存 したもので、一般 に公開 されています。庭 の一角 には1800年代 初 めまで使用 されていた伝統的 な建物 も残 されています。
庭 の中心 には池 があり、滝 が約 3メートルの高 さから流 れ落 ちています。夏 は滝 の音 が涼 しげで、暑 さを忘 れさせてくれます。秋 の夜 にはライトアップが行 われ、紅葉 と滝 が光 の中 に浮 かんで見 えて見事 です。そのため、この時期 には多 くの観光 者 が訪 れます。
問57:
この案内
から、多田
庭園
についてどんなことがわかるか。
1800年代
初
めに多田家
によって造
られた。
|
庭園
は建物
の中心
として造
られている。
|
年
を通
して多
くの観光
者
が訪
れる。
|
秋
の夜
には紅葉
と滝
が美
しく見
える。
|
(4)
以下
は、保護者
に向
けて書
かれた文章
である。
最初 に知 っておきたいのは、保護者 が嫌 いなものは、子供 も好 きになれないということです。普段 から「まずい、嫌 い」と聞 かされているものを美味 しいと思 えないのは当然 です。また、嫌 がるものを無理 に食 べさせても、嫌 な思 い出 が残 るばかりで、良 い結果 は出 ません。
それに対 して、最初 は苦手 だった食 べ物 でも、周囲 の大人 たちが「美味 しいね」と笑顔 で食 べている姿 を見 て興味 が湧 き、食 べられるようになることがあります。つまり、偏食 をなくすには「親子 は一緒 に楽 しみながら」がコツなのです。
(『ミルククラブ』 93号 による)
最初 に知 っておきたいのは、保護者 が嫌 いなものは、子供 も好 きになれないということです。普段 から「まずい、嫌 い」と聞 かされているものを美味 しいと思 えないのは当然 です。また、嫌 がるものを無理 に食 べさせても、嫌 な思 い出 が残 るばかりで、良 い結果 は出 ません。
それに対 して、最初 は苦手 だった食 べ物 でも、周囲 の大人 たちが「美味 しいね」と笑顔 で食 べている姿 を見 て興味 が湧 き、食 べられるようになることがあります。つまり、偏食 をなくすには「親子 は一緒 に楽 しみながら」がコツなのです。
(『ミルククラブ』 93号 による)
問58:
筆者
の考
えに合
うのはどれか。
大人
は子供
の好
き嫌
いを気
にすぎない方
が良
い。
|
大人
の食
べ物
に対
する態度
が、子供
の好
き嫌
いに影響
する。
|
子供
のところの好
き嫌
いは、大人
になってからも変
わらない。
|
子供
の好
き嫌
いをなくすより、食事
を楽
しむことの方
が大切
だ。
|
(5)
学歴
があっても学力
がない人
は教
えた仕事
だけは本当
にきちんとやります。しかし、自分
で考
えることに積極
的
ではないので進歩
が遅
い。一方
、体力
があっても根性
がない人
はあきらめが早
い。それはいまの仕事
で自分
に何
が求
められているかを突
き詰
めて(注
1) 考
えていないから、やる気
が湧
いてこないです。
つまり、この2タイプは自分 の仕事 に対 して無関心 なのです。少 なくとも上司 の目 にはそう映 ります。
(長谷川 和廣 『社長 のノート』による)
つまり、この2タイプは自分 の仕事 に対 して無関心 なのです。少 なくとも上司 の目 にはそう映 ります。
(長谷川 和廣 『社長 のノート』による)
(注 )突 き詰 めて:ここでは、徹底的 に
問59:
この2タイプとあるが、この2タイプのどちらにも言
えることは何
か。
やる気
がなくて、進歩
が遅
い。
|
考
えるようとする姿勢
が足
りない。
|
何
か求
められているかわからない。
|
深
く考
えず、すぐにあきらめる。
|
問題 11
つぎの(1)から(3)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ えらびください。
(1)
①面接
の準備
をする作業
は自分
自身
を見
つめ直
すいいきっかけになると私
は思
います。自分
って要
するに何
だろう?何
が人
と違
って、どこが優
れているんだろう?普段
は自分
自身
のことをそのまで考
えないでしょうが、面接
に臨
む(注
1)ためには、自分
で自分
を的確
に語
れるようになっていなくてはダメです。それも短
い的確
な言葉
に絞
り込
まなければなりません。
新聞 記事 をよく見 てください。太 い大見出 しというのは10文字 以下 です。あれがニュースです。世界 中 に起 きていること、国会 で起 きていること、大 きな事件 、それらをたった10文字 以下 で表現 しているのです。
一日 の国会 でどれだけたくさんの論戦 が闘 わされていることでしょう。その事実 だけを列挙 (注 2)しても新聞 にはなりません。すべてを書 かれても、読 み手 はそのすべてを受 け取 ることもできません。そこで記者 が膨大 な事実 の中 からニュースと判断 されるものを探 し出 し、たった一言 でまとめてしまう、それがニュースであり、大見出 しなのです。
(中略 )
面接 で自分 を語 るということは②自分 自身 を見出 しにするということです。自分 の人生 という長 く膨大 な時 の流 れと経験 の数々 、その都度 (注 3)、心 に去来 した(注 4)ありとあらゆる(注 5)思 い、それをたったヒトコト(注 6)で表現 するのです。
ヒトコトなんかじゃ語 れないことは分 かっています。でも、ヒトコトが語 られなければならないのです。面接 試験 とはそういうものなのです。
(黒岩 祐 治 『メッセージ力 を高 める 黒岩 の法則 』による)
新聞 記事 をよく見 てください。太 い大見出 しというのは10文字 以下 です。あれがニュースです。世界 中 に起 きていること、国会 で起 きていること、大 きな事件 、それらをたった10文字 以下 で表現 しているのです。
一日 の国会 でどれだけたくさんの論戦 が闘 わされていることでしょう。その事実 だけを列挙 (注 2)しても新聞 にはなりません。すべてを書 かれても、読 み手 はそのすべてを受 け取 ることもできません。そこで記者 が膨大 な事実 の中 からニュースと判断 されるものを探 し出 し、たった一言 でまとめてしまう、それがニュースであり、大見出 しなのです。
(中略 )
面接 で自分 を語 るということは②自分 自身 を見出 しにするということです。自分 の人生 という長 く膨大 な時 の流 れと経験 の数々 、その都度 (注 3)、心 に去来 した(注 4)ありとあらゆる(注 5)思 い、それをたったヒトコト(注 6)で表現 するのです。
ヒトコトなんかじゃ語 れないことは分 かっています。でも、ヒトコトが語 られなければならないのです。面接 試験 とはそういうものなのです。
(黒岩 祐 治 『メッセージ力 を高 める 黒岩 の法則 』による)
(注 1) 面接 に臨 む: 面接 を受 ける
(注 2) 列挙 する: 並 べる
(注 3) その都度 : そのたびの
(注 4) 心 に去来 する: ここでは、心 に浮 かぶ
(注 5) ありとあらゆる: すべての
(注 6) ヒトコト: 普通 「一言 」 と書 く
問60:
①面接
の準備
をする作業
について、筆者
はどのように考
えているか。
人
とは違
う優
れた能力
を発見
することにつながる。
|
自分
の本当
にしたいことが見
えていくるようになる。
|
自分
のことをありのままに語
れるようになる。
|
自分
のことをよりよく知
ることにつながる。
|
問61:
面接
と新聞
の共通点
は何
か。
できるだけ多
くのことを正確
に伝
えなければならない。
|
相手
が何
を知
りたいかを考
えて伝
えなければならない。
|
伝
えたいことを選
んで簡潔
に伝
えなければならない。
|
実際
にあったことだけを伝
えなければならない。
|
問62:
②自分
自身
を見出
しにするとあるが、どういうことか。
これまで生
きてきたについて短
く的確
に語
る。
|
これまでの人生
で感動
したことを印象的
に伝
える。
|
自身
にとっての大
きな出来事
をまとめて説明
する。
|
自身
の経験
を時
の流
れに沿
って分
かりやすく説明
する。
|
(2)
美術館
に皆
展示
(注
1)してあるものに正解
は一
つもない。その作品
はどう観
るかはまったくの自由
だ。
もちろん、その作品 を制作 したアーティストの意図 は存在 する。しかし、それは決 してただ一 つの正解 ではない。作者 も考 えていなかったような見方 や、読 み方 ができることが芸術 作品 の魅力 なのだ。優 れた作品 は作者 の意図 を軽々 と超 えて、観客 の心 のなかで多様 な気 づきを生 き出 していく。多様 な解釈 ができることは、優 れた美術館 の条件 だと言 ってもいい。
しかし、日本人 は、この「答 えがない」ことが苦手 なのだ。「美術 は難 しい」 「絵 は分 からない」という声 は聞 かれない。「美術 は好 きじゃない」 「絵 は興味 がない」という人 はいる。しかし、「わからない」ものだと思 っている人 はあまりいないのではないかと思 う。
ただし、「絵 が分 からない」と当惑 気味 につぶやく(注 2)のは大人 たちだけだ。子供 はそんなことは言 わない。
美術館 で子供 たちは、それぞれのやり方 で作品 を受 け止 める。(中略 )
面白 いと思 えばハマる(注 3)。思 わなければ忘 れてしまう。子供 たちと美術 の最初 の出会 いはそれでいいのだと思 う。
(蓑 豊 『超 〈集客力 〉 革命 ー人気 美 実 菅 が知 っているお客 の呼 び方 』による)
もちろん、その作品 を制作 したアーティストの意図 は存在 する。しかし、それは決 してただ一 つの正解 ではない。作者 も考 えていなかったような見方 や、読 み方 ができることが芸術 作品 の魅力 なのだ。優 れた作品 は作者 の意図 を軽々 と超 えて、観客 の心 のなかで多様 な気 づきを生 き出 していく。多様 な解釈 ができることは、優 れた美術館 の条件 だと言 ってもいい。
しかし、日本人 は、この「答 えがない」ことが苦手 なのだ。「美術 は難 しい」 「絵 は分 からない」という声 は聞 かれない。「美術 は好 きじゃない」 「絵 は興味 がない」という人 はいる。しかし、「わからない」ものだと思 っている人 はあまりいないのではないかと思 う。
ただし、「絵 が分 からない」と当惑 気味 につぶやく(注 2)のは大人 たちだけだ。子供 はそんなことは言 わない。
美術館 で子供 たちは、それぞれのやり方 で作品 を受 け止 める。(中略 )
面白 いと思 えばハマる(注 3)。思 わなければ忘 れてしまう。子供 たちと美術 の最初 の出会 いはそれでいいのだと思 う。
(蓑 豊 『超 〈集客力 〉 革命 ー人気 美 実 菅 が知 っているお客 の呼 び方 』による)
(注 1) 展示 する: 並 べて見 せる
(注 2) 気味 につぶやく: 困 ったように小声 で音 う
(注 3) ハマる: ここでは、夢中 になる
問63:
筆者
は、どのような芸術
作品
が優
れていると述
べているか。
観
る人
が自由
に解釈
できる作品
|
観
る人
が共通
の解釈
を持
てる作品
|
作者
の意図
が観
る人
の解釈
を超
える作品
|
作者
の意図
が明確
で素直
に解釈
できる作品
|
問64:
筆者
によると、日本人
の大人
が美術
を難
しいと感
じるにのはなぜか。
決
まった見方
があるのに自由
に観
ようとするから
|
見方
に正
しい答
えがあるはずだと思
っているから
|
誰
も正
しい見方
を教
えてくれないから
|
見方
がいろいろあって選
べないから
|
問65:
子供
と美術
の出会
いについて、筆者
はどのように考
えているか。
絵
がわからなくても大丈夫
だ。
|
絵
がわかったという実感
が大切
だ。
|
優
れた作品
に多
く触
れたほうがいい。
|
興味
を持
ったものを観
ればいい。
|
(3)
暑
い夏
、外
を歩
くと汗
が出
る。汗
を止
めるために冷房
のきいた部屋
に入
る。誰
もがしがちな行動
だが、実
は私
たちの体
にとっては①良
いことではない。
汗 は汗腺 によって作 られるが、この汗腺 は汗 を作 るだけではなく、汗 を体外 に出 す働 きも持 っている。そして多 くの汗腺 が活発 に働 いていれば、蒸発 しやすいさらさらした汗 が作 られ、体温調節 がスムーズに行 われる。汗腺 は人 の体 には200~500万 箇所 ほどあるが、通常 、そのうちの半分 程度 が働 かずに休 んでいる。そして、通常 でも半分 しか働 いていないのに、冷房 を多用 するなどして汗 を出 さないでいると、さらに休 む汗腺 が増 えていく。
働 いている汗腺 が100箇所 あって、そこで100ccの汗 を作 て出 すという処理 をしなければならないとして考 えてみよう。その時 にもし冷房 のきいた部屋 に入 り②汗腺 が50箇所 しか働 かなくなれば、1箇所 当 たり1㏄の処理 のはずが、2倍 の2㏄の処理 になる。そうなると、処理 が間 に合 わず、塩分 などの体内 に吸収 されるべき成分 を含 んだままの汗 が体外 に出 てしまうことになる。このような汗 はべたべたとしており、蒸発 しにくく、「蒸発 することで体温調節 をする」という汗 の役割 をうまく果 たせない。
休 む汗腺 を増 やさないためには、日 ごろから汗 が出 る時 にはそのまま出 すという生活 をしたほうがいい。飲食物 に気 をつけることも有効 である。汗 が出 ている時 に冷 えた物 を取 ると、脳 が「体 が冷 えた」と判断 し、汗 を止 めてしまうので注意 が必要 だ。
汗 は汗腺 によって作 られるが、この汗腺 は汗 を作 るだけではなく、汗 を体外 に出 す働 きも持 っている。そして多 くの汗腺 が活発 に働 いていれば、蒸発 しやすいさらさらした汗 が作 られ、体温調節 がスムーズに行 われる。汗腺 は人 の体 には200~500万 箇所 ほどあるが、通常 、そのうちの半分 程度 が働 かずに休 んでいる。そして、通常 でも半分 しか働 いていないのに、冷房 を多用 するなどして汗 を出 さないでいると、さらに休 む汗腺 が増 えていく。
働 いている汗腺 が100箇所 あって、そこで100ccの汗 を作 て出 すという処理 をしなければならないとして考 えてみよう。その時 にもし冷房 のきいた部屋 に入 り②汗腺 が50箇所 しか働 かなくなれば、1箇所 当 たり1㏄の処理 のはずが、2倍 の2㏄の処理 になる。そうなると、処理 が間 に合 わず、塩分 などの体内 に吸収 されるべき成分 を含 んだままの汗 が体外 に出 てしまうことになる。このような汗 はべたべたとしており、蒸発 しにくく、「蒸発 することで体温調節 をする」という汗 の役割 をうまく果 たせない。
休 む汗腺 を増 やさないためには、日 ごろから汗 が出 る時 にはそのまま出 すという生活 をしたほうがいい。飲食物 に気 をつけることも有効 である。汗 が出 ている時 に冷 えた物 を取 ると、脳 が「体 が冷 えた」と判断 し、汗 を止 めてしまうので注意 が必要 だ。
問66:
①良
いことではないとあるが、なぜか。
汗腺
の数
は減
ってしまうから
|
汗腺
が汗
を作
れなくなるから
|
働
くべき汗腺
が働
かなくなるから
|
一
つ一
つの汗腺
の働
きが弱
まるから
|
問67:
②汗腺
が50箇所
しか働
かなくなればとあるが、そうなった場合
どうなるか。
汗
の中
の塩分
などが増
えて体温調節
がしにくくなる。
|
汗
の中
の塩分
などが減
って蒸発
しにくくなる。
|
汗
の量
が増
えて蒸発
しにくくなる。
|
汗
の量
が減
って体温調節
がしにくくなる。
|
問68:
筆者
によると、良
い汗
を出
すにはどうすればよいか。
日
ごろから水分
を多
く取
り、汗
が出
やすい状態
にする。
|
汗
がたくさん出
して、働
いている汗腺
の機能
を高
める。
|
汗
が出
る時
には、できるだけ止
めないようにする。
|
脳
を刺激
し、汗腺
への命令
の伝
わりを良
くする。
|
A
1969年 に人数 は初 めて月 に到達 した。その後 も人数 の夢 はとどまらず、各 国 は国 の誇 りをかけて膨大 な費用 を使 い、先 を争 うように宇宙開発 を進 めてきた。
しかし近年 、多 くの国 でこのような状況 が問題 となっている。多額 の国家 予算 を使 うにもかかわらず成果 が見 えにくい宇宙開発 に対 して、国民 が疑問 を感 じ始 めたのだ。
現在 、世界 には環境 問題 や資源 問題 など早急 に解決 しなければならない課題 が数多 く存在 する。同 じように多額 の費用 を使 うなら、宇宙開発 よりも身近 で現実的 な問題 を解決 することの方 が優先 されなければならない。政府 は、我々 の生活 に直結 するような問題 にこそ、予算 を使 うべきである。
B
宇宙開発 に伴 い近年 の科学 技術 が発展 したと言 ってもよい。宇宙開発 は、特 に気象観測 や通信 、交通 システムの分野 で、人間 生活 の向上 に大 きく貢献 してきた。人工衛星 技術 の進歩 により信頼性 の高 い気象予測 が可能 になるなど、身近 な生活 でも、私 たちが多 くの恩恵 を受 けていることは誰 もが認 める事実 だろう。
しかし近 ごろ宇宙開発 に対 して否定的 な意見 が多 く聞 かれるようになってきた。確 かに、ぼくだいな費用 の割 に目的 も成果 も不明瞭 だ。
だが、宇宙開発 は短期間 で成果 が得 られるものではない。これまでの成果 を生 かすためにも、長期間 な視野 に立 って研究 開発 を進 めていくべきではないだろうか。
1969年 に人数 は初 めて月 に到達 した。その後 も人数 の夢 はとどまらず、各 国 は国 の誇 りをかけて膨大 な費用 を使 い、先 を争 うように宇宙開発 を進 めてきた。
しかし近年 、多 くの国 でこのような状況 が問題 となっている。多額 の国家 予算 を使 うにもかかわらず成果 が見 えにくい宇宙開発 に対 して、国民 が疑問 を感 じ始 めたのだ。
現在 、世界 には環境 問題 や資源 問題 など早急 に解決 しなければならない課題 が数多 く存在 する。同 じように多額 の費用 を使 うなら、宇宙開発 よりも身近 で現実的 な問題 を解決 することの方 が優先 されなければならない。政府 は、我々 の生活 に直結 するような問題 にこそ、予算 を使 うべきである。
B
宇宙開発 に伴 い近年 の科学 技術 が発展 したと言 ってもよい。宇宙開発 は、特 に気象観測 や通信 、交通 システムの分野 で、人間 生活 の向上 に大 きく貢献 してきた。人工衛星 技術 の進歩 により信頼性 の高 い気象予測 が可能 になるなど、身近 な生活 でも、私 たちが多 くの恩恵 を受 けていることは誰 もが認 める事実 だろう。
しかし近 ごろ宇宙開発 に対 して否定的 な意見 が多 く聞 かれるようになってきた。確 かに、ぼくだいな費用 の割 に目的 も成果 も不明瞭 だ。
だが、宇宙開発 は短期間 で成果 が得 られるものではない。これまでの成果 を生 かすためにも、長期間 な視野 に立 って研究 開発 を進 めていくべきではないだろうか。
問69:
宇宙開発
に対
する最近
の意見
として、AとBで共通
して触
れられているのはどれか。
宇宙開発
は費用
がかかるが、成果
が明確
ではない。
|
宇宙開発
は費用
がかかるが、科学技術
の発展
に貢献
している。
|
宇宙開発
には、夢
はあっても実用的
利益
は少
ない。
|
宇宙開発
には、費用
をかけても解決
できない問題
が多
い。
|
問70:
宇宙開発
について、AとBはどのように述
べっているか。
AもBも、宇宙開発
には、の成果
を上
げるためなら、時間
がかかるのはやむをえないと述
べっている。
|
AもBも、世界
には宇宙開発
以外
に、取
り組
まなければならない問題
があると述
べている。
|
Aは宇宙開発
の成果
を急
ぐ必要
はないと述
べ、Bは早急
に宇宙開発
の成果
うを出
すようにすべきだと述
|
Aは宇宙開発
よりも先
解決
すべき課題
があるとに述
べ、Bはこれからも宇宙開発
を続
けるべきだと述
べている。
|
問題 13
次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から 一つ 選びなさい。
以下
は、ある漫画家
が書
いた文章
である。
僕 はいままで数多 くの漫画 やアニメで未来 をイメージしてきた。未来 を「想像 」し、そこから作品 を「創造 」してきた。僕 にとって想像 と創造 はごく近 しい、混 じり合 ったものだと言 っていいだろう。
では、イメージすること、想像 することについて考 えてみよう。僕 は想像 には二種類 あると考 えている。可能性 が希薄 (注 1)でも許 される「空想 」と、確度 の高 い(注 2)データに基 づいた「予測 」だ。
空想 は幻想的 (注 3)な意味 での夢見 る世界 。予測 はやがてこうなるだろうという現実 の延長線上 に浮 かぶものだ。このふたつが自分 の頭 の中 で組 み合 わせられ、出来上 がっていくものが僕 にとっての「想像 」だ。
「空想 」の中 には途方 もない(注 4)こともある。子供 のときに考 えていたこととなんら変 わりがない、突拍子 もない(注 5)ものも含 んでいる。「夢 」と言 い換 えてもいいだろう。しかし、夢 や空想 だけではどこかものたりない。そこで、現実 の延長線上 にある未来 についての予測 が必要 になってくる。しかし、空想 が現実 からかけ離 れるばかりかと言 えばそうではないし、予測 が必 ず言 い当 てるというものでもない。どちらも、未来 をイメージする=想像 することのうちにあるのだ。
(中略 )
僕 は空想 も予測 も好 きな少年 だった。子供 の頃 から「想像 」することが大好 きだった。しかし、僕 が「想像 」をただの「想像 」に終 わらせず、作品 を作 るという「創造 」へ結 びつけてきたのはなぜだろう。僕 自身 はあまり意識 してこなかったことだが、こうして考 えてみると、やはり「何 のために描 くのか」という言葉 が浮 かび上 がってくる。
「想像 」するだけなら一人 でしていればいい。あるいは、友人 たちとのおしゃべりで十分 だろう。しかし、「創造 」するためには、そこに「何 のために」という強 い動機 は必要 なのだ。
僕 が「想像 」したことをもとに作品 を「創造 」することで、もしかしたら、その作品 をきっかけに何 かが変 わるかもしれない。僕 も人類 の一人 として、この地球 がより良 い方向 に進 み、幸福 な未来 へとつながっていってほしい。
大 げさなことはあまり言 いたくないが、大 きな目的 として、「地球 の未来 のために」僕 は作品 を描 いているのかもしれない。
(松本 零士 『未来 創造 ー夢 の発想法 』による)
僕 はいままで数多 くの漫画 やアニメで未来 をイメージしてきた。未来 を「想像 」し、そこから作品 を「創造 」してきた。僕 にとって想像 と創造 はごく近 しい、混 じり合 ったものだと言 っていいだろう。
では、イメージすること、想像 することについて考 えてみよう。僕 は想像 には二種類 あると考 えている。可能性 が希薄 (注 1)でも許 される「空想 」と、確度 の高 い(注 2)データに基 づいた「予測 」だ。
空想 は幻想的 (注 3)な意味 での夢見 る世界 。予測 はやがてこうなるだろうという現実 の延長線上 に浮 かぶものだ。このふたつが自分 の頭 の中 で組 み合 わせられ、出来上 がっていくものが僕 にとっての「想像 」だ。
「空想 」の中 には途方 もない(注 4)こともある。子供 のときに考 えていたこととなんら変 わりがない、突拍子 もない(注 5)ものも含 んでいる。「夢 」と言 い換 えてもいいだろう。しかし、夢 や空想 だけではどこかものたりない。そこで、現実 の延長線上 にある未来 についての予測 が必要 になってくる。しかし、空想 が現実 からかけ離 れるばかりかと言 えばそうではないし、予測 が必 ず言 い当 てるというものでもない。どちらも、未来 をイメージする=想像 することのうちにあるのだ。
(中略 )
僕 は空想 も予測 も好 きな少年 だった。子供 の頃 から「想像 」することが大好 きだった。しかし、僕 が「想像 」をただの「想像 」に終 わらせず、作品 を作 るという「創造 」へ結 びつけてきたのはなぜだろう。僕 自身 はあまり意識 してこなかったことだが、こうして考 えてみると、やはり「何 のために描 くのか」という言葉 が浮 かび上 がってくる。
「想像 」するだけなら一人 でしていればいい。あるいは、友人 たちとのおしゃべりで十分 だろう。しかし、「創造 」するためには、そこに「何 のために」という強 い動機 は必要 なのだ。
僕 が「想像 」したことをもとに作品 を「創造 」することで、もしかしたら、その作品 をきっかけに何 かが変 わるかもしれない。僕 も人類 の一人 として、この地球 がより良 い方向 に進 み、幸福 な未来 へとつながっていってほしい。
大 げさなことはあまり言 いたくないが、大 きな目的 として、「地球 の未来 のために」僕 は作品 を描 いているのかもしれない。
(松本 零士 『未来 創造 ー夢 の発想法 』による)
(注 1) 希薄 でも: ここでは、低 くても
(注 2) 確度 の高 い: ここでは、確 かな
(注 3) 幻想的 : 現実 から離 れている
(注 4) 途方 もない: とんでもない
(注 5) 突拍子 もない:常識 から外 れた
問71:
空想
と予測
について、筆者
はどのように述
べているか。
いずれも現実
の延長線上
にあるものである。
|
いじれ可能性
の低
い夢
のようなものである。
|
いずれも未来
のイメージを構成
するものである。
|
いずれも未来
のイメージを現実化
させるというものである。
|
問72:
筆者
にとって、「創造
」するとはどういうことか。
「想像
」もしていなかったような作品
を作
ること
|
夢
のようなもの世界
を「想像
」しながら作品
を作
ること
|
「想像
」したことをもとに、描
く目的
を持
って作品
を作
ること
|
何
のために描
くのかを意識
して、未来
を「想像
」できる作品
を作
ること
|
問73:
筆者
の考
えに合
うものはどれか。
子供
たちの夢
が、幸
せな未来
につながっていってほしい。
|
自分
の作品
が、人類
の幸福
につながるきっかけになってほしい。
|
地球
の未来
のためには、自分
が漫画
やアニメを描
き続
けることが必要
だ。
|
地球
がよりよい方向
に進
むには、子供
時代
に想像力
を育
てることが必要
だ。
|
問題 14
次は、留学生小論文コンテストの募集案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ 選びなさい。
問74:
次
の学生
のうち、このコンテストの応募
条件
を満
たしているのは誰
か。
チャンさん
|
アフマドさん
|
ローズさん
|
ナタリアさん
|
問75:
このコンテストに応募
する際
に注意
しなければならないことは、次
のうちどれか。
小論文
は、要旨
を含
め5000字
以内
で書
かなければならない。
|
応募
用紙
は、小論文
より先
に提出
しなければならない。
|
応募用紙
は、大学
に連絡
して取
り寄
せなければならない。
|
一人
が応募
する小論文
は、1点
だけにしなければならない。
|
留学生小論文コンテスト |
小論文募集のご案内 |
小森大学では、日本の大学に留学中の学生を対象とした小論文コンテストを実施します。 |
【テーマ】 自国における地球温暖化対策 |
あなたの国の地球温暖化対策や、それについての意見を紹介してください。 |
例: 国の気候に合ったビジネススタイル(勤務時間・服装など) |
資源やエネルギーを節約するための取り組み、工夫、習慣 |
【応募資格】 次の条件を両方とも満たす物 |
・現在、日本の大学、大学院に留学している外国人学生 |
・卒業後、日本で就職したいと考えている外国人学生 |
【募集時間】2014年11月11日(月)~12月17日(火) *12月17日必着 |
【賞および賞品】 |
最優秀賞(1名:賞状および図書券3万円分) |
優秀賞 (3名:賞状および図書券1万円分) |
*入賞者には2014年1月中旬に郵便で通知します。 |
*2014年2月9日に、小森大学において賞状および商品の授与式を行います。 |
【募集の決まり】 |
(1)子論文は、日本語で作成してください。 |
文字数は4000~5000字で、参考文献リストは文字数に含めません。 |
また、小論文とは別に、400字程度の要旨を応募用紙に記入してください。 |
(2)小論文は、パソコンを使用して完成し、指定の応募用紙とともにEメール添付して応募してください。 |
応募用紙は、下記ホームページからダウンロードしてください。 |
(3)小論文は未開発ものもに限ります。(他のコンテスト等に出しかものは不可) |
(4)応募は1名1点とします。 |
<応募先・問い合わせ> |
小森大学留学生センター「留学生小論文コンテスト」係 |
ホームページ: http://nihonngo.komori.ac/jp |
Eメール: nihonngo_komori@komori.ac.jp |
住所: 〒 100-1234 小森市緑木町1丁目1番 |