問題 1

  ____の 言葉の読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問01:
歯医者( はいしゃ ) に行( い ) って虫歯( むしば ) の治療( ちりょう ) を受( う ) けた。
じりょ
ちりょ
じりょう
ちりょう
問02:
私( わたし ) たちはテストのたびに学年( がくねん ) でトップを競( きそ ) っていた。
きそって
ねらって
あらそって
うばって
問03:
今月( こんげつ ) の雑誌( ざっし ) に新( あたら ) しい映画( えいが ) の批評( ひひょう ) が掲載( けいさい ) された。
ひびょう
ひべい
ひへい
ひひょう
問04:
期日( きじつ ) までに入学金( にゅうがくきん ) を納( おさ ) めた。
さだめた
ためた
おさめた
もとめた
問05:
A社( しゃ ) の製品( せいひん ) は他社( たしゃ ) のものより品質( ひんしつ ) が劣( おと ) る。
まける おとる へる おちる



問題 2

  ____の 言葉を漢字で書くとき、最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問06:
文章( ぶんしょう ) はかんけつに書( か ) いてください。
完決 簡決 簡潔 完潔
問07:
具体的( ぐたいてき ) な内容( ないよう ) については、日本( にほん ) お配( くば ) りした資料( しりょう ) をごさんしょうください。
賛照 参照 賛考 参考
問08:
火( ひ ) が強( つよ ) すぎて、肉( にく ) がこげてしまった。
焦げて 焼げて 熱げて 煙げて
問09:
診察室( しんさつしつ ) で医者( いしゃ ) がしょうじょうを伝( つた ) えた。
障情 障状 症情 症状
問10:
急( きゅう ) なお願( ねが ) いにもかかわらず、森( もり ) さんにこころよく応( おう ) じてくれた。
希く 快く 敬く 喜く



問題 3

  (   )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問11:
留学( りゅうがく ) を通( とお ) して(  )文化( ぶんか ) に触( ふ ) れ、多( おお ) くのことを学( まな ) んだ。
差 違 離 異
問12:
この絵画展( えがてん ) では、森氏( もりし ) の作品( さくひん ) が年代( ねんだい ) (  )に紹介( しょうかい ) されている。
順 連 番 序
問13:
この土地( とち ) は、国( くに ) の管理( かんり ) (  )に置( お ) かれている。
属 付 下 限
問14:
今朝( けさ ) から駅( えき ) 前( まえ ) の(  )開発( かいはつ ) が始( はじ ) まった。
改 復 再 重
問15:
この薬( くすり ) の(  )成分( せいぶん ) を確認( かくにん ) した。
真 主 本 要



問題 4

  (   )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問16:
その話( はなし ) が本当( ほんとう ) かどうか分( わ ) からないのに、確認( かくにん ) もしないで(  )信( しん ) じてしまった。
率直( そっちょく ) に
安易( あんい ) に
柔軟( じゅうなん ) に
短気( たんき ) に
問17:
今年( ことし ) は天候( てんこう ) に恵( めぐ ) まれたので、昨年( さくねん ) を上回( うわまわ ) る量( りょう ) の農作物( のうさくもつ ) が(  )できるだろう。
収穫( しゅうかく )
成立( せいりつ )
採集( さいしゅう )
取得( しゅとく )
問18:
先週( せんしゅう ) は忙( いそが ) しかったので、週末( しゅうまつ ) は家( いえ ) で本( ほん ) を読( よ ) んで(  )過( す ) ごした。
だぶだぶ
がらがら
ぐっすり
のんびり
問19:
このサービスの利用者( りようしゃ ) はまだ少( すく ) なく、一般( いっぱん ) の人々( ひとびと ) に(  )するには時間( じかん ) がかかるだろう。
普及( ふきゅう )
充満( じゅうまん )
伝染( でんせん )
進行( しんこう )
問20:
話( はな ) したいことがあったので、帰( かえ ) ろうとした友人( ゆうじん ) を(  )。
取( と ) り付( つ ) けた
引( ひ ) き止( と ) めた
持( も ) ち寄( よ ) った
受( う ) け入( い ) れた
問21:
林( はやし ) さんは企画( きかく ) チームの(  )として、部下( ぶか ) をまとめ、導( みちび ) いていく責任( せきにん ) がある。
ライバル
ゲスト
リーダー
ファン
問22:
外国語( がいこくご ) が得意( とくい ) な森( もり ) さんは、海外( かいがい ) 旅行( りょこう ) の時( とき ) に通訳( つうやく ) をして皆( みな ) を助( たす ) けてくれて、とても(  )。
したしかった
なつかしかった
わたしかった
たのもしかった



問題 5

  ____に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問23:
佐藤氏( さとうし ) は、たびたびこの店( みせ ) を訪( おとず ) れた。
必( かなら ) ず
ようやく
偶然( ぐうぜん )
何度( なんど ) も
問24:
今日( きょう ) は林氏( はやしし ) の発言( はつげん ) に皆( みな ) が注目( ちゅうもく ) した。
関心( かんしん ) を持( も ) った
疑問( ぎもん ) を持( も ) った
感動( かんどう ) した
驚( おどろ ) いた
問25:
このことは本人( ほんにん ) にじかに伝( つた ) えてください。
直接( ちょくせつ )
あとで
すべて
確実( かくじつ ) に
問26:
もう少( すこ ) しで衝突( しょうとつ ) するところだった。
倒( たお ) れる
壊( こわ ) れる
ぶつかる
破( やぶ ) れる
問27:
高橋( たかはし ) さんは、そんなひきょうなやり方( かた ) はしませんよ。
危( あぶ ) ない
ずるい
厳( きび ) しい
しつこい



問題 6

  次の言葉の使い方として最もよいものを。1・2・3・4から一つ選びなさい。
問28:
発達( はったつ )
息子( むすこ ) が中学生( ちゅうがくせい ) になって急( きゅう ) に身長( しんちょう ) が発達( はったつ ) し、すぐに私( わたし ) を追( お ) い越( こ ) した。
交通( こうつう ) が発達( はったつ ) したことにより、人々( ひとびと ) の生活( せいかつ ) が便利( べんり ) になった。
この店( みせ ) は昨年度( さくねんど ) からサービスの発達( はったつ ) に努( つと ) め、客数( きゃくすう ) を増( ふ ) やした。
庭( にわ ) に植( う ) えたトマトの発達( はったつ ) がよく、おいしそうな赤( あか ) い実( み ) がたくさんとれた。
問29:
きかっけ
今回( こんかい ) は都合( つごう ) が悪( わる ) いのですが、次( つぎ ) のきかっけにはぜひ出席( しゅっせき ) したいと思( おも ) います。
大学( だいがく ) では言語学( げんごがく ) を専攻( せんこう ) し、漢字( かんじ ) のきかっけについて研究( けんきゅう ) している。
今回( こんかい ) の事件( じけん ) をきかっけに、市民( しみん ) の防犯( ぼうはん ) に対( たい ) する意識( いしき ) が高( たか ) まった。
この事業( じぎょう ) に反対( はんたい ) するきかっけは、環境( かんきょう ) へ悪影響( あくえいきょう ) が予想( よそう ) されるからだ。
問30:
引退( いんたい )
ひどい風邪( かぜ ) を引( ひ ) いてしまい、明日( あした ) のスピーチ大会( たいかい ) は引退( いんたい ) するしかない。
試験( しけん ) が近( ちか ) いのでアルバイトを引退( いんたい ) し、勉強( べんきょう ) に専念( せんねん ) することにした。
鈴木( すずき ) 選手( せんしゅ ) は去年( きょねん ) 引退( いんたい ) し、家族( かぞく ) で海外( かいがい ) に移住( いじゅう ) したそうだ。
A社( しゃ ) の面接( めんせつ ) に合格( ごうかく ) したが、引退( いんたい ) して別( べつ ) の会社( かいしゃ ) に入社( にゅうしゃ ) した。
問31:
順調( じゅんちょう )
佐藤( さとう ) 先生( せんせい ) はどんな質問( しつもん ) に対( たい ) しても順調( じゅんちょう ) に答( こた ) えてくれる。
今日( きょう ) は朝( あさ ) からのどが痛( いた ) くて、食( た ) べ物( もの ) を順調( じゅんちょう ) に飲( の ) み込( こ ) めない。
雨( あめ ) で道路( どうろ ) が滑( すべ ) りやすくなっていたので、順調( じゅんちょう ) に転( ころ ) んでしまった。
このパソコンは発売( はつばい ) 以来( いらい ) 、順調( じゅんちょう ) に売( う ) り上( あ ) げを伸( の ) ばし、人気( にんき ) 商品( しょうひん ) になった。
問32:
生( しょう ) じる
海外( かいがい ) の生活( せいかつ ) では、習慣( しゅうかん ) の違( ちが ) いから誤解( ごかい ) が生( しょう ) じることがある。
この果物( くだもの ) は温暖( おんだん ) な気候( きこう ) の地球( ちきゅう ) を中心( ちゅうしん ) に生( しょう ) じている。
新( あたら ) しい技術( ぎじゅつ ) が生( しょう ) じたおかげで、生産( せいさん ) 量( りょう ) が大幅( おおはば ) に増加( ぞうか ) した。
この大学( だいがく ) からは有名( ゆうめい ) な研究者( けんきゅうしゃ ) が多( おお ) く生( しょう ) じている。



問題 7

  次の文の(  )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問33:
この国( くに ) で、卵( たまご ) 、牛乳( ぎゅうにゅう ) (  )3番目( ばんめ ) に多( おお ) い食物( しょくもつ ) アレルギーは、小麦( こむぎ ) アレルギーだ。
についで
に沿( そ ) って
に代( か ) わって
にしたがって
問34:
弟( おとうと ) がスケートをするのが初( はじ ) めてだったので何度( なんど ) か転( ころ ) んでいたが、初( はじ ) めてにしては(  )上手( じょうず ) だった。
ついに
まさか
なかなか
まもなく
問35:
私( わたし ) は漫画( まんが ) ばかり読( よ ) んでいると思( おも ) われているようだが、そんなことはない。またには小説( しょうせつ ) を読( よ ) むこと(  )ある。
なんて
だって
のほかにも
のほうが
問36:
私( わたし ) は、進学( しんがく ) する就職( しゅうしょく ) するか迷( まよ ) ったが、家族( かぞく ) や先生( せんせい ) と何日( なんにち ) も(  )、進学( しんがく ) を選( えら ) んだ。
話( はな ) し合( あ ) った末( すえ ) に
話( はな ) し合( あ ) って以来( いらい )
話( はな ) し合( あ ) ったきり
話( はな ) し合( あ ) って初( はじ ) めて
問37:
(会社( かいしゃ ) で) 課長( かちょう ) 「山下( やました ) さん、A社( しゃ ) の木村様( きむらさま ) が(  応接室( おうせつしつ ) に案内( あんない ) してください。」 山下( やました ) 「はい、わかりました。」
参( まい ) ったら
伺( うかが ) ったら
おありだったら
おいでになったら
問38:
実家( じっか ) の押( お ) し入( い ) れを片付( かたづ ) けていたら、祖父母( そふぼ ) の結婚式( けっこんしき ) の写真( しゃしん ) が出( で ) てきた。よくこんな昔( むかし ) の写真( しゃしん ) が今( いま ) まで残( のこ ) っていた(  )。
わけだ
ものだ
だろうか
のではないか
問39:
今回( こんかい ) の戦略( せんりゃく ) が有効( ゆうこう ) であったかどうかは、まだ結果( けっか ) が出( で ) ていない現時点( げんじてん ) では(  )。
判断( はんだん ) すべきだ
判断( はんだん ) しかねる
判断( はんだん ) したにすぎない
判断( はんだん ) せざるを得( え ) ない
問40:
妻( つま ) 「ねえ、この雑誌( ざっし ) のアンケートに答( こた ) えると、抽選( ちゅうせん ) で一人( ひとり ) にテレビが当( あ ) たるんだって。応募( おうぼ ) してみようよ。」 夫( おっと ) 「抽選( ちゅうせん ) で一人( ひとり ) じゃ、(  )。」
当( あ ) たりますように
当( あ ) たらないくせに
当( あ ) たるといいなあ
当( あ ) たりっこないよ
問41:
どんな人( ひと ) が相手( あいて ) でも厳( きび ) しく接( せっ ) する森( もり ) 先輩( せんぱい ) だが、なぜか私( わたし ) (  )そうではない。
のためにしか
のことだけで
についてしか
に対( たい ) してだけは
問42:
自分( じぶん ) のアドバイスが相手( あいて ) の人生( じんせい ) を大( おお ) きく変( か ) える(  )、誰( だれ ) でも慎重( しんちょう ) になるだろう。
かもしれない一方( いっぽう ) で
しかない一方( いっぽう ) で
かもしれないとしたら
しかないとしたら
問43:
近所( きんじょ ) の図書館( としょかん ) によく行( い ) くが、人気( にんき ) の本( ほん ) が貸( か ) し出( だ ) し中( なか ) で読( よ ) めないことが多( おお ) いので、もっと数( かず ) を増( ふ ) やして、たくさんの人( ひと ) が読( よ ) める(  )。
ようにしてほしい
ようになりたい
ようにすることができる
ようになろうとしている
問44:
(店( みせ ) で) 客( きゃく ) 「すみません、この携帯( けいたい ) 電話( でんわ ) を解約( かいやく ) したいんですが。」 店員( てんいん ) 「かしこまりました。差( さ ) し支( つか ) えなければ、解約( かいやく ) の理由( りゆう ) を(  )。」
お聞( き ) きしませんか
お聞( き ) きになりますか
お聞( き ) きしてもよろしいでしょうか
お聞( き ) きになったらいかがですか



問題 8

  次の文の ★ に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問45:
一人( ひとり ) 暮( く ) らしを始( はじ ) めたころは、料理( りょうり ) も洗濯( せんたく ) もすべて自分( じぶん ) でするのが大変( たいへん ) で、これまでずっと___  ★   ___  ___ 。
環境( かんきょう ) にいたか
毎日( まいにち ) だった
どんなに恵( めぐ ) まれた
と感( かん ) じさせられる
問46:
このお菓子( かし ) はとても簡単( かんたん ) に作( つく ) れるから初心者( しょしんしゃ ) でも失敗( しっぱい ) する___  ★   ___  ___ 友人( ゆうじん ) の話( はなし ) を聞( き ) いて、作( つく ) ってみようと思( おも ) った。
ことは
という
ない
まず
問47:
近所( きんじょ ) のスーパーの隣( となり ) にはクリーニング屋( や ) がある。スーパーもクリーニング屋( や ) も私( わたし ) が ___   ___   ★  ___ 助( たす ) かる。
開( ひら ) いていて
買( か ) い物( もの ) するついでに
預( あず ) けた服( ふく ) を取( と ) りに行( い ) けるのが
仕事( しごと ) から帰( かえ ) る時間( じかん ) でも
問48:
薬( くすり ) は正( ただ ) しく ___   ___   ★  ___ 状態( じょうたい ) を悪化( あっか ) させてしまう危険( きけん ) もある。
効果( こうか ) が
飲( の ) まないと
得( え ) られるはずの
得( え ) られないだけでなく
問49:
いつ行( い ) っても長( なが ) い行列( ぎょうれつ ) ができているラーメン屋( や ) なのに、 ___   ___   ★  ___ だ。
行( い ) ったから
何時( なんじ ) ごろがすいているか
以前( いぜん ) に確認( かくにん ) してから
今回( こんかい ) あまり並( なら ) ばないで済( す ) んだのは



問題 9

  次の文章を読んで、文全体の内容を考えて、[50]から[54]の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
 以下( いか ) は、留学生( りゅうがくせい ) の作文( さくぶん ) である。
 25時( じ )
 ロべズ エドガー
 先日( せんじつ ) 、サッカーの日本( にほん ) 代表( だいひょう ) が海外( かいがい ) で試合( しあい ) を行( おこな ) い、その試合( しあい ) が深夜( しんや ) にテレビで生中継( なまちゅうけい ) された。生中継( なまちゅうけい ) が始( はじ ) まる前( まえ ) に、放送( ほうそう ) は何時( なんじ ) からか確認( かくにん ) しようとインターネットで調( しら ) べて驚( おどろ ) いた。あるサイトに「金曜( きんよう ) 25時( じ ) 放送( ほうそう ) 」と書( か ) いてあったのだ。一日( いちにち ) は[50]。
 知人( ちじん ) に聞( き ) いて、「金曜( きんよう ) 25時( じ ) 」というのは土曜( どよう ) の午前( ごぜん ) 1時( じ ) のことだと知( し ) った。「25時( じ ) 」のような表現( ひょうげん ) は、店( みせ ) の営業( えいぎょう ) 時間( じかん ) の掲示( けいじ ) などでも見( み ) るという。なぜ、午前( ごぜん ) 1時( じ ) を「25時( じ ) 」と表現( ひょうげん ) するのだろうか。
 [51]表現( ひょうげん ) を使( つか ) い始( はじ ) めたのはテレビ局( きょく ) だとする説( せつ ) が有力( ゆうりょく ) だ。日本( にほん ) の多( おお ) くのテレビ局( きょく ) では、朝( あさ ) 4時( じ ) 前後( ぜんご ) に一日( いちにち ) の放送( ほうそう ) が始( はじ ) まり、そこから24時間( じかん ) を一日( いちにち ) と考( かんが ) える。つまり、テレビ局( きょく ) にとっては、夜( よる ) の0時( じ ) が一日( いちにち ) の終( お ) わりではない。22時( じ ) 、23時( じ ) ときたら、その次( つぎ ) は0時( じ ) ではなく24時( じ ) で、午前( ごぜん ) 1時( じ ) は25時( じ ) なのである。このようにして、「25時( じ ) 」という表現( ひょうげん ) が[52]。
 現代( げんだい ) の日本( にほん ) 社会( しゃかい ) は夜型( よるがた ) 化( か ) が進( すす ) み、午前( ごぜん ) 0時( じ ) を過( す ) ぎても活動( かつどう ) している人( ひと ) が多( おお ) い。だから、午前( ごぜん ) 0時( じ ) を過( す ) ぎても「今日( きょう ) 」は続( つづ ) く。[53]、「起( お ) きてから寝( ね ) るまでが今日( きょう ) 」だと考( かんが ) えれば、翌日( よくじつ ) の午前( ごぜん ) 1時( じ ) ではなく、その日( ひ ) の25時( じ ) と表現( ひょうげん ) したほうが的確( てきかく ) かもしれない。私( わたし ) も、土曜( どよう ) の午前( ごぜん ) 1時( じ ) に見( み ) た番組( ばんぐみ ) は金曜( きんよう ) の夜( よる ) に見( み ) たという感( かん ) じがするので、金曜( きんよう ) 25時( じ ) と考( かんが ) えたほうが実際( じっさい ) の感覚( かんかく ) に近( ちか ) い気( き ) もする。生活( せいかつ ) の夜型( よるがた ) 化( か ) と「寝( ね ) るまでが今日( きょう ) 」という考( かんが ) え方( かた ) が、24時間( じかん ) しかない一日( いちにち ) に「25時( じ ) 」を「54」。

問50:
[50]
24時間( じかん ) なのか
24時間( じかん ) ではないのか
24時間( じかん ) といえるか
24時間( じかん ) だっただろうか。
問51:
[51]
こういう
それ以外( いがい ) の
同( おな ) じ
次( つぎ ) のような
問52:
[52]
生( う ) まれることになっている
生( う ) まれたとしよう
生( う ) まれるといわれていた
生( う ) まれたらしい
問53:
[53]
ただ
一方( いっぽう )
確( たし ) かに
それでも
問54:
[54]
作( つく ) ったからだ
作( つく ) ったのだろう
作( つく ) ったこともある
作( つく ) ったほどだ



問題 10

  次の(1)から(5)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。 


(1)

 以下( いか ) は、ある大学( だいがく ) のホームページに掲載( けいさい ) されたお知( し ) らせである。
 2016.06.20
 学生( がくせい ) 生活( せいかつ ) に関( かん ) するアンケートについて
 すでにお知( し ) らせしているとおり、現在( げんざい ) 、以下( いか ) の専用( せんよう ) ウェブページで学生( がくせい ) 活動( かつどう ) に関( かん ) するアンケートを実施( じっし ) しています。
 学生( がくせい ) 生活( せいかつ ) アンケート http://www.hashiyama-u.ac.jp/20160601.html
 6月( がつ ) 24日( にち ) を締( し ) め切( き ) り日( ひ ) として回答( かいとう ) をお願( ねが ) いしていますが、現在( げんざい ) のところあまり多( おお ) くの回答( かいとう ) が得( え ) られていません。そこで、一人( ひとり ) でも多( おお ) くの皆( みな ) さんの回答( かいとう ) を得( え ) るため、回答( かいとう ) 期間( きかん ) を6月( がつ ) 30日( にち ) まで延長( えんちょう ) します。未回答( みかいとう ) の皆( みな ) さんはぜひ積極的( せっきょくてき ) に回答( かいとう ) してください。
 結果( けっか ) は、7月( がつ ) 中旬( ちゅうじゅん ) に専用( せんよう ) ウェブページ上( うえ ) で公開( こうかい ) します。
 ご協力( きょうりょく ) よろしくお願( ねが ) いします。

問55:
アンケートについて、このお知( し ) らせで最( もっと ) も伝( つた ) えたいことは何( なに ) か。
7月( がつ ) 中旬( ちゅうじゅん ) に専用( せんよう ) ウェブページで結果( けっか ) を公開( こうかい ) するので、見( み ) てほしい。
締( し ) め切( き ) り日( ひ ) を延長( えんちょう ) したので、多( おお ) くの人( ひと ) に回答( かいとう ) してほしい。
未回答( みかいとう ) の人( ひと ) は、6月( がつ ) 24日( にち ) までに回答( かいとう ) してほしい。
すでに回答( かいとう ) した人( ひと ) も、もう一度( いちど ) 回答( かいとう ) してほしい。


(2)

 真( しん ) のプロ(注( ちゅう ) 1)と呼( よ ) ばれる人( ひと ) たちは、他者( たしゃ ) 評価( ひょうか ) ではなく、自己( じこ ) 評価( ひょうか ) の中( なか ) に生( い ) きています。彼( かれ ) らは、周( まわ ) りの人( ひと ) がいくら認( みと ) めても自分( じぶん ) で認( みと ) められなければ自信( じしん ) を持( も ) ちません。逆( ぎゃく ) に他人( たにん ) が認( みと ) めなくても、自分( じぶん ) が正( ただ ) しいと思( おも ) えることに自信( じしん ) を持( も ) っています。
 他者( たしゃ ) 評価( ひょうか ) に一喜一憂( いっきいちゆう ) (注( ちゅう ) 2)している状態( じょうたい ) では、本当( ほんとう ) の意味( いみ ) で自信( じしん ) を獲得( かくとく ) したとは言( い ) えないでしょう。
 (青木( あおき ) 仁志( さとし )  『一生( いっせい ) 折( お ) れない自信( じしん ) の作( つく ) り方( かた ) 』による)


(注( ちゅう ) 1) 真( しん ) の: 本物( ほんもの ) の
(注( ちゅう ) 2) 一喜一憂( いっきいちゆう ) する: 喜( よろこ ) んだり心配( しんぱい ) したりする
問56:
真( しん ) のプロについて、筆者( ひっしゃ ) はどのように述( の ) べているか。
自己( じこ ) 評価( ひょうか ) と他者評価( たしゃひょうか ) が一致( いっち ) したときに自信( じしん ) を持( も ) つ。
自己評価( じこひょうか ) も他者評価( たしゃひょうか ) と同( おな ) じように重視( じゅうし ) している。
自分( じぶん ) で自分( じぶん ) を認( みと ) めることができれば自信( じしん ) が持( も ) てる。
他人( たにん ) に自分( じぶん ) が認( みと ) められればさらに自信( じしん ) がつく


(3)

 以下( いか ) は、あるインターネットショップに届( とど ) いたメールである。
 あて先( さき ) : toiawase@pwq.co.jp けんめい ) : 商品( しょうひん ) についての問( と ) い合( あ ) わせ
 日時( にちじ ) : 2016年( ねん ) 4月( がつ ) 11日( にち )  9:30
 PWQ文具( ぶんぐ )  インターネットショップに担当者様( たんとうしゃさま )
 貴店( きてん ) で蛍光( けいこう ) ペン3色( いろ ) セット(TR-3 )を、100個( こ ) 購入( こうにゅう ) したいと思( おも ) っております。
 商品( しょうひん ) ページには、東京( とうきょう ) への配送( はいそう ) は店( みせ ) に商品( しょうひん ) があれば3日( みっか ) 、取( と ) り寄( よ ) せなら10日( とおか ) 程度( ていど ) かかると書( か ) かれています。4月( がつ ) 20日( にち ) までに東京( とうきょう ) の本社( ほんしゃ ) に届( とど ) けていただきたいのですが、今( いま ) から注文( ちゅうもん ) しても間( ま ) に合( あ ) うでしょうか。追加送料( ついかそうりょう ) がかかっても構( かま ) いません。間( ま ) に合( あ ) わないようでしたら、他( ほか ) の商品( しょうひん ) に変更( へんこう ) するか検討( けんとう ) いたします。
 ご返信( へんしん ) いただきたくよろしくお願( ねが ) いいたします
 SKZ株式会社( かぶしきがいしゃ )  総務( そうむ ) 部( ぶ )
 市川( いちかわ ) 友恵( ともえ )
 tomoe_ichikawa@skz.co.jp

問57:
このメールで問( と ) い合( あ ) わせていることは何( なに ) か。
蛍光( けいこう ) ペン3色( いろ ) セットを100個( こ ) 購入( こうにゅう ) することができるか。
蛍光( けいこう ) ペン3色( いろ ) セット100個( こ ) を4月( がつ ) 20日( にち ) までに東京( とうきょう ) に届( とど ) けられるか。
蛍光( けいこう ) ペン3色( いろ ) セット100個( こ ) を4月( がつ ) 20日( にち ) までに東京( とうきょう ) に届( とど ) ける場合( ばあい ) 、送料( そうりょう ) はいくらか。
蛍光( けいこう ) ペン3色( いろ ) セット以外( いがい ) に、4月( がつ ) 20日( にち ) までに東京( とうきょう ) に届( とど ) けられる商品( しょうひん ) はあるか。


(4)

 犬( いぬ ) を家族( かぞく ) 犬( いぬ ) として受( う ) け入( い ) れた場合( ばあい ) 、飼( か ) い主( ぬし ) の一家( いっか ) の最( もっと ) も上位( じょうい ) の人( ひと ) がスーパー上位( じょうい ) になって他( ほか ) の家族( かぞく ) が順位( じゅんい ) に従( したが ) い、犬( いぬ ) の順位( じゅんい ) が下( した ) になるように順位( じゅんい ) を明確( めいかく ) にして安住( あんじゅう ) (注( ちゅう ) )させます。この関係( かんけい ) が安定( あんてい ) しないと、犬( いぬ ) は順位( じゅんい ) 争( あらそ ) いをしたり、家族( かぞく ) に攻撃( こうげき ) をしたりするようになって、家族( かぞく ) と犬( いぬ ) との関係( かんけい ) がうまくいかなくなります。したがって、飼( か ) い主( ぬし ) は常( つね ) に犬( いぬ ) より上位( じょうい ) であることを犬( いぬ ) に意識( いしき ) させて飼( か ) うことが必要( ひつよう ) で、犬( いぬ ) も納得( なっとく ) して互( たが ) いに楽( たの ) しく暮( く ) らせます。
 (田名部( たなべ ) 雄一( ゆういち )  『人( ひと ) と犬( いぬ ) のきずな―遺伝子( いでんし ) からそのルーツを探( さぐ ) る』による)


(注( ちゅう ) ) 安住( あんじゅう ) する: ここでは、穏( おだ ) やかに過( す ) ごす
問58:
筆者( ひっしゃ ) によると、家族( かぞく ) と犬( いぬ ) が良( よ ) い関係( かんけい ) を保( たも ) つにはどうすればよいか。
家族( かぞく ) の中( なか ) で最( もっと ) も上位( じょうい ) の人( ひと ) に犬( いぬ ) が従( したが ) うようにしつける。
犬( いぬ ) が楽( たの ) しく暮( く ) らせるように家族( かぞく ) と同( おな ) じように扱( あつか ) う。
犬( いぬ ) が家族( かぞく ) よりも下( した ) であることを家族( かぞく ) に意識( いしき ) させる。
犬( いぬ ) が家族( かぞく ) よりも下( した ) であることを犬( いぬ ) にわからせる。


(5)

 手紙( てがみ ) というものは、不思議( ふしぎ ) な伝達( でんたつ ) 手段( しゅだん ) である。
 書( か ) いている人間( にんげん ) の気持( きも ) ちは必( かなら ) ずといっていいほど文面( ぶんめん ) に出( で ) る。心配( しんぱい ) もしていないのに、心配( しんぱい ) を押( お ) し売( う ) りする(注( ちゅう ) 1)ような手紙( てがみ ) を書( か ) いてはいけない。そのような気持( きも ) ちは封( ふう ) (注( ちゅう ) 2)を開( ひら ) いた瞬間( しゅんかん ) に、真( ま ) っ先( さき ) に相手( あいて ) に届( とど ) いてしまう。それが手紙( てがみ ) の一番( いちばん ) に恐( おそ ) ろしいところと言( い ) えよう。
 愛( あい ) している気持( きも ) ちは届( とど ) くかもしれないが、同時( どうじ ) にその幼稚( ようち ) さや、愛( あい ) の浅( あさ ) さや、性格( せいかく ) の悪( わる ) さまでもが相手( あいて ) に届( とど ) いてしまう。手紙( てがみ ) というものは、人間( にんげん ) の心( こころ ) を映( うつ ) す鏡( かがみ ) のような存在( そんざい ) でもある。
 (辻( つじ ) 仁成( ひとなり )  『代筆( だいひつ ) 屋( や ) 』による)


(注( ちゅう ) 1) 心配( しんぱい ) を押( お ) し売( う ) りする: ここでは、心配( しんぱい ) していると思( おも ) わせる
(注( ちゅう ) 2) 封( ふう ) : ここでは、封筒( ふうとう )
問59:
筆者( ひっしゃ ) は手紙( てがみ ) をどのようなものだと考( かんが ) えているか。
書( か ) き手( て ) の意図( いと ) しないことまで伝( つた ) わってしまうもの
書( か ) き手( て ) の愛( あい ) の深( ふか ) さだけが目( め ) 立( た ) ってしまうもの
書( か ) き手( て ) の伝( つた ) えたいことが伝( つた ) えられないもの
書( か ) き手( て ) の心( こころ ) を思( おも ) いどおりに伝( つた ) えられるもの



問題 11

  つぎの(1)から(3)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ えらびください。 


(1)

 以下( いか ) は、絵本( えほん ) の選( えら ) び方( かた ) について述( の ) べた文章( ぶんしょう ) である。
 たいへん有効( ゆうこう ) な一( ひと ) つの方法( ほうほう ) は、絵本( えほん ) を見( み ) るとき、子供( こども ) と同( おな ) じやり方( かた ) 、つまり、字( じ ) は読( よ ) まず、絵( え ) だけで物語( ものがたり ) を追( お ) っていくというやり方( かた ) で、絵本( えほん ) を見( み ) ていくことです。わたしも、新( あたら ) しい本( ほん ) を手( て ) にしたときは、必( かなら ) ずこのやり方( かた ) で見( み ) ることにしていますが、そうすると、いろんなことが、とてもよくわかってきます。
 字( じ ) にたよらず絵( え ) だけ見( み ) ること、わたしたちの心( こころ ) を、必然的( ひつぜんてき ) に(注( ちゅう ) 1)、単純( たんじゅん ) で具体的( ぐたいてき ) な考( かんが ) え方( かた ) のレベルにとどめて(注( ちゅう ) 2)くれますし、当然( とうぜん ) のことながら、絵( え ) の中( なか ) に意味( いみ ) をさぐろうとする心( こころ ) の働( はたら ) きを強( つよ ) めてくれます。そうして見( み ) ていくと、絵( え ) それ自体( じたい ) が何( なに ) かを語( かた ) りかけてくれる場合( ばあい ) と、文( ぶん ) を読( よ ) んでからでなければ何( なに ) の意味( いみ ) ももたない。いわば装飾的( そうしょくてき ) な(注( ちゅう ) 3)働( はたら ) きしかしていない場合( ばあい ) とが、実( じつ ) にははっきりしています。絵( え ) が何( なに ) かを語( かた ) りかけてくれないものは、本当( ほんとう ) の意味( いみ ) では絵本( えほん ) とはいえないので、こうして見( み ) ていくと体裁( ていさい ) (注( ちゅう ) 4)は絵本( えほん ) でも、①絵本( えほん ) とは呼( よ ) べないものが少( すく ) なくないことがわかってきます。(中略( ちゅうりゃく ) )
 また絵( え ) だけを丹念( たんねん ) (注( ちゅう ) 5)に見( み ) ていると、絵( え ) のもつ雰囲気( ふんいき ) も調子( ちょうし ) も、文( ぶん ) と合( あ ) わせ見( み ) るときより、よくわかる気( き ) がします。そして、それをつかんだあとで文( ぶん ) を読( よ ) むと、絵( え ) と文( ぶん ) の関係( かんけい ) がしっくりいっている(注( ちゅう ) 6)かどうかが、はっきりわかります。登場人物( とうじょうじんぶつ ) の服装( ふくそう ) とか、背景( はいけい ) (注( ちゅう ) 7)とかの具体的( ぐたいてき ) な事実( じじつ ) が、文( ぶん ) と絵( え ) で違( ちが ) っていることがいけないのはもちろんですが、絵( え ) 全体( ぜんたい ) の調子( ちょうし ) やムードが、物語( ものがたり ) のそれと合( あ ) わないのは、絵本( えほん ) として②大( おお ) きな欠点( けってん ) です。
 (松岡( まつおか ) 享子( きょうこ ) ・東京( とうきょう ) こども図書館( としょかん )  『えほんのせかい こどものせかい』による)


(注( ちゅう ) 1) 必然的( ひつぜんてき ) に: ここでは、必( かなら ) ず
(注( ちゅう ) 2) ~にとどめる: ~のままにする
(注( ちゅう ) 3) 装飾( そうしょく ) 的( てき ) な: 飾( かざ ) りのような
(注( ちゅう ) 4) 体裁( ていさい ) : 形式( けいしき )
(注( ちゅう ) 5) 丹念( たんねん ) に: 細( こま ) かく注意( ちゅうい ) しながら
(注( ちゅう ) 6) しっくりいく: よく合( あ ) う
(注( ちゅう ) 7) 背景( はいけい ) : ここでは、後( うし ) ろの景色( けしき )
問60:
筆者( ひっしゃ ) によると、字( じ ) を読( よ ) まないで絵( え ) だけ絵本( えほん ) を見( み ) るとどうなるか。
字( じ ) を読( よ ) むより感動( かんどう ) できる。
字( じ ) を読( よ ) むより物語( ものがたり ) がよくわかる。
絵( え ) を見( み ) て自由( じゆう ) に物語( ものがたり ) を作( つく ) ろうとする
絵( え ) の中( なか ) から意味( いみ ) を見( み ) つけようとする
問61:
①絵本( えほん ) とは呼( よ ) べないものとはどのようなものか。
絵( え ) だけでは何( なに ) も伝( つた ) わってこないもの
絵( え ) がないと、文( ぶん ) の意味( いみ ) がわからないもの
絵( え ) と文( ぶん ) の意味( いみ ) が合( あ ) っていないもの
絵( え ) と文( ぶん ) を一緒( いっしょ ) に見( み ) ても、面白( おもしろ ) くないもの
問62:
②大( おお ) きな欠点( けってん ) とは何( なに ) か。
絵( え ) の雰囲気( ふんいき ) や調子( ちょうし ) がつかみにくいこと
絵( え ) の具体的( ぐたいてき ) な部分( ぶぶん ) が、絵( え ) 全体( ぜんたい ) と合( あ ) っていないこと
絵( え ) と物語( ものがたり ) の、雰囲気( ふんいき ) や調子( ちょうし ) が異( こと ) なること
物語( ものがたり ) としてあまり感動( かんどう ) を与( あた ) えられないこと


(2)

 長( なが ) い間( あいだ ) 水( みず ) の中( なか ) にいると手足( てあし ) の指( ゆび ) にたくさん「しわ」ができる。このしわを見( み ) たことがない人( ひと ) はいないだろう。私( わたし ) はこれまで、このしわは皮膚( ひふ ) が水分( すいぶん ) を収入( しゅうにゅう ) し膨( ふく ) らんでできたもので、何( なに ) の役割( やくわり ) もないと思( おも ) っていた。ところが、①そうではないという記事( きじ ) を読( よ ) んだ。滑( すべ ) り止( ど ) めの役割( やくわり ) を果( は ) たしているというのだ。
 この記事( きじ ) は、ある論文( ろんぶん ) の実験( じっけん ) 結果( けっか ) をもとに書( か ) かれていた。②実験( じっけん ) は次( つぎ ) のように行( おこな ) われた。一( ひと ) つの容器( ようき ) に小( ちい ) さなガラス玉( たま ) を入( い ) れ、それを指( ゆび ) でつかんで別( べつ ) の容器( ようき ) に移( うつ ) し替( か ) えるのにかかる時間( じかん ) を計( はか ) る。ガラス玉( たま ) が入( はい ) っている容器( ようき ) には、水( みず ) 入( い ) りのものと水( みず ) なしのものが準備( じゅんび ) された。また、手( て ) はしわがある状態( じょうたい ) とない状態( じょうたい ) で、それぞれのかかる時間( じかん ) が計測( けいそく ) された。しわは、ぬるま湯( ゆ ) に手( て ) を浸( ひた ) すことで発生( はっせい ) された。結果( けっか ) は、次( つぎ ) のようなものである。
 まず水( みず ) の有無( うむ ) について見( み ) てみると、水( みず ) 入( はい ) りの容器( ようき ) から移( うつ ) し替( か ) えるより、水( みず ) なしの容器( ようき ) から移( うつ ) し替( か ) えるほうが速( はや ) い。次( つぎ ) に水( みず ) 入( い ) り、水( みず ) なしの各条件( かくじょうけん ) において、しわの有無( ゆうむ ) の違( ちが ) いによる結果( けっか ) を見( み ) てみると、水( みず ) なしの場合( ばあい ) 、しわがあってもなくても大( たい ) した差( さ ) はない。しかし、水入( みずい ) りの場合( ばあい ) 、しわがあるほうが速( はや ) い。以上( いじょう ) の結果( けっか ) から、実験者( じっけんしゃ ) は、しわは水中( すいちゅう ) などぬれた環境( かんきょう ) で物( もの ) をつかみやすくするためにできるようになった可能性( かのうせい ) があると述( の ) べているそうだ。
 しかし、どうなのだろうか。滑( すべ ) り止( と ) めのためであれば、水( みず ) に入( い ) れたらすぐにしわができないとおかしいのではないだろうか。しわの役割( やくわり ) を知( し ) るためには、新( あら ) たな実験( じっけん ) を待( ま ) たなければならない。

問63:
①そうではないとあるが、どういうことか。
「しわ」は長( なが ) い間( あいだ ) 水( みず ) の中( なか ) にいるとできるわけではない。
「しわ」はすべての人( ひと ) にできるというわけではない。
「しわ」には滑( すべ ) り止( ど ) めの役割( やくわり ) があるわけではない。
「しわ」に役割( やくわり ) がないわけではない。
問64:
②実験( じっけん ) で最( もっと ) も時間( じかん ) がかかったのはどの場合( ばあい ) か。
容器( ようき ) に水( みず ) があり、「しわ」がある場合( ばあい )
容器( ようき ) に水( みず ) があり、「しわ」がない場合( ばあい )
容器( ようき ) に水( みず ) がなく、「しわ」がある場合( ばあい )
容器( ようき ) に水( みず ) がなく、「しわ」がない場合( ばあい )
問65:
筆者( ひっしゃ ) は記事( きじ ) を読( よ ) んでどのように考( かんが ) えているか。
「しわ」ができるまでに時間( じかん ) がかかるので、滑( すべ ) り止( ど ) めだと決( き ) めるにはまだ早( はや ) い。
「しわ」ができるまでに時間( じかん ) がかかるが、滑( すべ ) り止( ど ) めである可能性( かのうせい ) が高( たか ) いだろう。
「しわ」があっても滑( すべ ) るので、滑( すべ ) り止( ど ) めだと決( き ) めるにはまだ早( はや ) い。
「しわ」があると滑( すべ ) りにくいので、滑( すべ ) り止( ど ) めである可能性( かのうせい ) が高( たか ) いだろう。


(3)

 以下( いか ) は、企業( きぎょう ) の経営( けいえい ) について書( か ) かれた文章( ぶんしょう ) である。
 いろんな規則( きそく ) や罰則( ばっそく ) (注( ちゅう ) 1)を作( つく ) って、社員( しゃいん ) ががんじがらめにして(注( ちゅう ) 2)ひたすら働( はたら ) かせるというタイプの経営者( けいえいしゃ ) も、まあ今時( いまどき ) は少( すく ) ないとは思( おも ) うが、まだいることはいる。①そういうやり方( かた ) が間違( まちが ) っていると思( おも ) うのは、たとえそれで社員( しゃいん ) の労働( ろうどう ) 力( りょく ) を物理的( ぶつりてき ) に100パーセント引( ひ ) き出( だ ) すことができたとしても、そのかわり精神面( せいしんめん ) での労働力( ろうどうりょく ) を捨( す ) てることになるからだ。
 精神面( せいしんめん ) での労働力( ろうどうりょく ) というのは、たとえば創意( そうい ) 工夫( くふう ) する(注( ちゅう ) 3)能力( のうりょく ) だ。強制的( きょうせいてき ) に(注( ちゅう ) 4)仕事( しごと ) をさせるやり方( かた ) では、人( ひと ) の創意( そうい ) 工夫( くふう ) の能力( のうりょく ) を引( ひ ) き出( だ ) すことはできないのだ。人間( にんげん ) の心( こころ ) は、自由( じゆう ) なときにその本来( ほんらい ) の能力( のうりょく ) を発揮( はっき ) する。楽( たの ) しんで、興味( きょうみ ) を持( も ) って何( なに ) かをしているとき、人( ひと ) はいろんなアイデアを思( おも ) いつく。(中略( ちゅうりゃく ) )
 そして、どんな仕事( しごと ) であろうとも、人間( にんげん ) のする仕事( しごと ) には、この創意( そうい ) 工夫( くふう ) の才能( さいのう ) が重要( じゅうよう ) な役割( やくわり ) を果( は ) たす。一日( いちにち ) 中( ちゅう ) 、ひたすらネジを締( し ) める仕事( しごと ) であっても、だ。どうすれば不良品( ふりょうひん ) を減( へ ) らせるか、どうすれば作業( さぎょう ) 効率( こうりつ ) (注( ちゅう ) 5)を上( あ ) げられるか。たとえば QC活動( かつどう )  (Quality Control: 品質( ひんしつ ) 管理( かんり ) のこと)を通( とお ) して、作業( さぎょう ) する人( ひと ) が自分( じぶん ) たちで②そういうことを積極的( せっきょくてき ) に考( かんが ) えるようになるシステムを創( つく ) り上( あ ) げたらこそ、日本( にほん ) の製造業( せいぞうぎょう ) は世界( せかい ) 一( いち ) になれたのだ。
 そしてそういう能力( のうりょく ) を引( ひ ) き出( だ ) すためには、従業員( じゅうぎょういん ) にとって、そこで働( はたら ) くことが本当( ほんとう ) の意味( いみ ) で自分( じぶん ) のためになるという環境( かんきょう ) を作( つく ) ることはが欠( か ) かせない。
 本人( ほんにん ) の幸( しあわ ) せと会社( かいしゃ ) の業績( ぎょうせき ) (注( ちゅう ) 6)が一致( いっち ) すれば、愛社精神( あいしゃせいしん ) なんてものは自然( しぜん ) に育( そだ ) つ。強制( きょうせい ) なんかしなくても、従業員( じゅうぎょういん ) はプライドを持( も ) って心( こころ ) から会社( かいしゃ ) のために働( はたら ) こうと思( おも ) う。
 (高田( たかだ ) 紳助( しんすけ )  『ご飯( はん ) を大盛( おおも ) りにするオバチャンの店( みせ ) は必( かなら ) ず繁盛( はんじょう ) するー絶対( ぜったい ) に失敗( しっぱい ) しないビジネス経営( けいえい ) 哲学( てつがく ) 』による)


(注( ちゅう ) 1) 罰則( ばっそく ) : 違反( いはん ) したときに従( したが ) わなければならない規則( きそく )
(注( ちゅう ) 2) がんじがらめにする: ここでは、縛( しば ) る
(注( ちゅう ) 3) 創意( そうい ) 工夫( くふう ) する: 新( あたら ) しいアイデアを考( かんが ) え出( だ ) す
(注( ちゅう ) 4) 強制的( きょうせいてき ) に: 無理( むり ) やり
(注( ちゅう ) 5) 作業( さぎょう ) 効率( こうりつ ) : ここでは、作業( さぎょう ) を進( すす ) める速度( そくど )
(注( ちゅう ) 6) 業績( ぎょうせき ) : 仕事( しごと ) の成果( せいか )
問66:
①そういうやり方( かた ) が間違( まちが ) っていると思( おも ) うのはなぜか。
社員( しゃいん ) からアイデアが生( う ) まれなくなるから
社員( しゃいん ) のアイデアが採用( さいよう ) されなくなるから
社員( しゃいん ) の物理( ぶつり ) 的( てき ) な労働力( ろうどうりょく ) が無駄( むだ ) になるから
社員( しゃいん ) が会社( かいしゃ ) を辞( や ) めたいと思( おも ) うようになるから
問67:
②そういうことは何( なに ) か。
仕事( しごと ) の楽( たの ) しみ方( かた )
よりよい仕事( しごと ) の仕方( しかた )
単純( たんじゅん ) な作業( さぎょう ) を減( へ ) らす方法( ほうほう )
世界( せかい ) 一( いち ) の会社( かいしゃ ) になる方法( ほうほう )
問68:
筆者( ひっしゃ ) によると、経営者( けいえいしゃ ) が社員( しゃいん ) の能力( のうりょく ) を引( ひ ) き出( だ ) すために必要( ひつよう ) なことは何( なに ) か。
社員( しゃいん ) に自分( じぶん ) の能力( のうりょく ) を高( たか ) める方法( ほうほう ) を教( おし ) えること
社員( しゃいん ) に仕事( しごと ) に対( たい ) してプライドを持( も ) つ大切( たいせつ ) さを教( おし ) えること
社員( しゃいん ) が集中( しゅうちゅう ) して仕事( しごと ) に取( と ) り組( く ) める環境( かんきょう ) を作( つく ) ること
社員( しゃいん ) 自身( じしん ) が働( はたら ) き続( つづ ) けたいと思( おも ) える環境( かんきょう ) にすること



問題 12

  次のAとBの文章を読んで、後ろの問いに対する答えを最もよいものを一つ 選びなさい。
 A
 皆( みな ) さんはどのように服( ふく ) を選( えら ) んでいますか。ファッション雑誌( ざっし ) などを参考( さんこう ) に、はやっているものを買( か ) うという方( かた ) も多( おお ) いのではないかと思( おも ) います。でも、そうして選( えら ) んだ服( ふく ) は本当( ほんとう ) に自分( じぶん ) に似合( にあ ) っていますか。
 自分( じぶん ) の性格( せいかく ) や年齢( ねんれい ) 、体型( たいけい ) 、つまり自分( じぶん ) 自身( じしん ) の個性( こせい ) に合( あ ) った服( ふく ) 、それが「似合( にあ ) う服( ふく ) 」です。世( よ ) の中( なか ) に自分( じぶん ) と全( まった ) く同( おな ) じ人間( にんげん ) はいなのですから、似合( にあ ) う服( ふく ) もそれぞれです。それなのに、ファッション雑誌( ざっし ) のまねばかりをしていると、自分( じぶん ) らしさと服( ふく ) との間( あいだ ) にギャップが生( う ) まれてしまいます。自分( じぶん ) 自身( じしん ) をしっかり見( み ) つめること、そして自分( じぶん ) に合( あ ) った服( ふく ) を選( えら ) ぶことが大切( たいせつ ) です。
 B
 スーツを着( き ) ると気持( きも ) ちが引( ひ ) き締( し ) まったり(注( ちゅう ) )、明( あか ) るい色( いろ ) の服( ふく ) を着( き ) ると心( こころ ) がうきうきしたりという経験( けいけん ) をしたことはないだろうか。
 私( わたし ) は、服( ふく ) は着( き ) る人( ひと ) の気持( きも ) ちに影響( えいきょう ) を与( あた ) えると考( かんが ) えている。大( おお ) げさだと思( おも ) われるかもしれないが、服( ふく ) によって人生( じんせい ) さえも変( か ) わると思( おも ) っている。服( ふく ) が気持( きも ) ちに影響( えいきょう ) を与( あた ) え、気持( きも ) ちが行動( こうどう ) に影響( えいきょう ) を与( あた ) えるからだ。
 しかし、周囲( しゅうい ) に開( ひら ) いてみると、はやっているからという理由( りゆう ) だけで服( ふく ) を選( えら ) んでいる人( ひと ) も多( おお ) いようだ。私( わたし ) は、これはとても残念( ざんねん ) なことだと思( おも ) う。みんな、もっと積極的( せっきょくてき ) に服( ふく ) の力( ちから ) を利用( りよう ) したほうがいい。服( ふく ) を買( か ) うときには、まずどんな自分( じぶん ) になりたいのかをイメージして、そのイメージに合( あ ) った服( ふく ) を選( えら ) ぶのだ。なりたい自分( じぶん ) になることを、服( ふく ) が応援( おうえん ) してくれるはずだ。
 (注( ちゅう ) ) 引( ひ ) き締( し ) まる: しっかりする

問69:
はやっているという理由( りゆう ) で服( ふく ) を選( えら ) ぶことについて、AとBはそのように考( かんが ) えているか。
AもBも、賛成( さんせい ) している。
AもBも、反対( はんたい ) している
Aは賛成( さんせい ) しているが、Bは反対( はんたい ) している。
Aは反対( はんたい ) しているが、Bは賛成( さんせい ) している。
問70:
服( ふく ) の選( えら ) び方( かた ) について、AとBはどのように述( の ) べているか。
Aは自分( じぶん ) らしさを表現( ひょうげん ) できるものを選( えら ) ぶといいと述( の ) べ、Bは気持( きも ) ちの明( あか ) るくなるものをえらぶといいと述( の ) べている。
Aは他( ほか ) の人( ひと ) とは異( こと ) なるものを選( えら ) ぶといいと述( の ) べ、Bは行動的( こうどうてき ) になれるものを選( えら ) ぶといいと述( の ) べている。
Aは自分( じぶん ) の個性( こせい ) に合( あ ) ったものを選( えら ) ぶといいと述( の ) べ、Bはなりたい自分( じぶん ) をイメージして選( えら ) ぶといいと述( の ) べている。
Aは周囲( しゅうい ) によい印象( いんしょう ) を与( あた ) えるものを選( えら ) ぶといいと述( の ) べ、Bは自分( じぶん ) のイメージに合( あ ) っているかを考( かんが ) えて選( えら ) ぶといいと述( の ) べている



問題 13

  次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から 一つ 選びなさい。
 幸福( こうふく ) は人生( じんせい ) の目標( もくひょう ) である。それだけに一体( いったい ) どういうものが「幸福( こうふく ) 」なのか知( し ) るのは、それを追求( ついきゅう ) する前提( ぜんてい ) として深刻( しんこく ) な課題( かだい ) であると思( おも ) う。あるとき、若( わか ) い人( ひと ) が、私( わたし ) に向( む ) かって「幸福( こうふく ) というのはあるか」と深刻( しんこく ) そうな顔( かお ) をして聞( き ) いたことがある。
 彼( かれ ) は人間( にんげん ) の欲望( よくぼう ) (注( ちゅう ) 1)というのは無限( むげん ) に続( つづ ) くものであるから、幸福感( こうふくかん ) まではなかなか到達( とうたつ ) しないのではないかというのだ。なるほどそういえるかもしれない。人間( にんげん ) が進歩( しんぽ ) する動物( どうぶつ ) であるならばなおさらのことだ。(注( ちゅう ) 2)
 でも、私( わたし ) は幸福( こうふく ) は存在( そんざい ) すると思( おも ) っている。趣味( しゅみ ) に例( れい ) をとっても、ある人( ひと ) は野球( やきゅう ) することをあげ、他( ほか ) の人達( ひとたち ) は読書( どくしょ ) や映画( えいが ) 、音楽( おんがく ) とそれぞれに主張( しゅちょう ) する。登山( とざん ) や魚釣( さかなつ ) りという人( ひと ) もいるだろう。このように趣味( しゅみ ) は人( ひと ) によってさまざまだが、同様( どうよう ) に幸福( こうふく ) についても人( ひと ) によっては考( かんが ) え方( かた ) がまちまちだ(注( ちゅう ) 3)と思( おも ) う。
 「幸福( こうふく ) とはどのようなもの?」と聞( き ) かれたら「裕福( ゆうふく ) (注( ちゅう ) 4)になること」と答( こた ) える人( ひと ) もいるのだろう。また、「社会的( しゃかいてき ) な地位( ちい ) に到達( とうたつ ) する」のを幸福( こうふく ) だと考( かんが ) えているかもしれない。逆( ぎゃく ) にそのような裕福( ゆうふく ) とか社会的( しゃかいてき ) 地位( ちい ) を否定( ひてい ) して、「心( こころ ) の豊( ゆた ) かな人( ひと ) 」になることが幸福( こうふく ) だと思( おも ) っている人( ひと ) もいると思( おも ) う。思考( しこう ) や感情( かんじょう ) 、さらには生活( せいかつ ) 様式( ようしき ) さえ異( こと ) なる人間( にんげん ) のことだ。幸福( こうふく ) についての考( かんが ) え方( かた ) に、差( さ ) があってもいいのではないか。ただ同( おな ) じく裕福( ゆうふく ) を主張( しゅちょう ) しても、多( おお ) くの人( ひと ) の幸福( こうふく ) を願( ねが ) って慈善( じぜん ) 事業( じぎょう ) に協力( きょうりょく ) する人( ひと ) もいれば、一方( いっぽう ) には「がめつい奴( やつ ) 」(注( ちゅう ) 5)の看板( かんばん ) を背負( せお ) って生( い ) きてるような人( ひと ) もいる。他人( たにん ) になんといわれようと、その人( ひと ) はそれで結構( けっこう ) 幸福( こうふく ) なのだ。人間( にんげん ) は自分( じぶん ) のために生( い ) きるのだから、他人( たにん ) に迷惑( めいわく ) さえかけなければこれでもいいのである。
 しかし、私( わたし ) はスタートの段階( だんかい ) ではそれでもいいが、いつまでもそのままの考( かんが ) えから進歩( しんぽ ) しないのでは困( こま ) ると思( おも ) う。私( わたし ) 自身( じしん ) としては、別( べつ ) な生( い ) き方( かた ) をとる。
 幸福( こうふく ) というものについて、これだといい切( き ) れる考( かんが ) えはまだ私( わたし ) も持( も ) っていないが、私( わたし ) は「会社( かいしゃ ) での仕事( しごと ) も楽( たの ) しく、家庭( かてい ) での生活( せいかつ ) も楽( たの ) しい、つまり一日( いちにち ) 二十四時間( にじゅうよんじかん ) を楽( たの ) しく過( す ) ごすこと」が幸福( こうふく ) だと思( おも ) っている。言葉( ことば ) はすこぶる(注( ちゅう ) 6)平凡( へいぼん ) だが、この内容( ないよう ) は非凡( ひぼん ) だと自負( じふ ) している(注( ちゅう ) 7)。それと、自分( じぶん ) の幸福( こうふく ) な状態( じょうたい ) が「他人( たにん ) の目( め ) にも楽( たの ) しく、心( こころ ) も楽( たの ) しませる」ものでありたいとも私( わたし ) は思( おも ) う。
 (本田( ほんだ ) 宗一郎( そういちろう )  『得手( えて ) に帆( ほ ) あげて』による)


(注( ちゅう ) 1) 欲望( よくぼう ) : 欲( ほ ) しいと強( つよ ) く望( のぞ ) む気持( きも ) ち
(注( ちゅう ) 2) なおさらのことだ: ここでは、ますますそうだといえる
(注( ちゅう ) 3) まちまちだ: それぞれ違( ちが ) っている
(注( ちゅう ) 4) 裕福( ゆうふく ) : 金持( かねも ) ち
(注( ちゅう ) 5) 「がめつい奴( やつ ) 」の看板( かんばん ) を背負( せお ) って生( い ) きてるような人( ひと ) : けちで欲張( よくば ) りな人( ひと )
(注( ちゅう ) 6) すこぶる: 非常( ひじょう ) に
(注( ちゅう ) 7) 自負( じふ ) する: 自分( じぶん ) 自身( じしん ) に自信( じしん ) や誇( ほこ ) りを持( も ) つ
問71:
若( わか ) い人( ひと ) が「幸福( こうふく ) というのはあるのか」と聞( き ) いたのはなぜか。
今( いま ) まで何( なに ) をしても幸福感( こうふくかん ) に到達( とうたつ ) することができなかったから
幸福( こうふく ) についての考( かんが ) えにはいろいろあり、何( なに ) が幸福( こうふく ) かわからなくなったから
人間( にんげん ) の欲( よく ) はなくならないので、いつまでも幸福感( こうふくかん ) が得( え ) られないと考( かんが ) えたから
人間( にんげん ) の欲( よく ) はそれぞれ異( こと ) なるので、幸( こう ) 福( ふく ) についての考( かんが ) え方( かた ) も異( こと ) なると考( かんが ) えたから
問72:
筆者( ひっしゃ ) はスタートの手段( しゅだん ) ではどうすればいいと述( の ) べているか。
自分( じぶん ) が幸福( こうふく ) だと思( おも ) えることをすればいい。
他人( たにん ) と同( おな ) じ程度( ていど ) の幸福( こうふく ) を目指( めざ ) せばいい。
社会的( しゃかいてき ) に評価( ひょうか ) されることをすればいい。
「心( こころ ) の豊( ゆた ) かな人( ひと ) 」になることを目指( めざ ) せばいい。
問73:
筆者( ひっしゃ ) の目指( めざ ) している幸福( こうふく ) とはどのようなものか。
会社( かいしゃ ) や家庭( かてい ) よりも、社会( しゃかい ) 全体( ぜんたい ) を優先( ゆうせん ) する。
一日( いちにち ) 二十四時間( にじゅうよんじかん ) を、自分( じぶん ) や家族( かぞく ) のために大切( たいせつ ) に使( つか ) う。
常( つね ) に楽( たの ) しい生活( せいかつ ) を送( おく ) り、その生( い ) き方( かた ) を周( まわ ) りの人( ひと ) に認( みと ) めてもらう。
会社( かいしゃ ) でも家庭( かてい ) でも楽( たの ) しく過( す ) ごし、その姿( すがた ) が周( まわ ) りの人( ひと ) も楽( たの ) しませる。



問題 14

次は、あるホームページに載っている留学生寮の入居者募集案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ 選びなさい。 
問74:
ジエゴさんは東京( とうきょう ) の大学( だいがく ) の3年生( ねんせい ) である。2017年( ねん ) 4月( がつ ) から寮( りょう ) を入居( にゅうきょ ) したいと思( おも ) い、自分( じぶん ) の希望( きぼう ) をメモにまとめだが、ジエゴさんの希望( きぼう ) に合( あ ) う寮( りょう ) はどれか。
ジエゴさんのメモ
・寮費は3万円以下のところがいい。
・寮費に光熱費が含まれているところがいい。
・1人用で、トイレと風呂がある部屋がいい。
・4月3日までに引っ越したい。
さくら寮( りょう ) のみ
さくら寮( りょう ) 、ふじ寮( りょう )
ふじ寮( りょう ) のみ
ふじ寮( りょう ) 、すみれ寮( りょう )
問75:
べップさんは2017年( ねん ) 4月( がつ ) から日本( にほん ) に留学( りゅうがく ) し、東京( とうきょう ) の大学( だいがく ) に入学( にゅうがく ) 予定( よてい ) である。べップさんは2017年( ねん ) の3月( がつ ) に来日( らいにち ) する予定( よてい ) だ。べップさんに可能( かのう ) な応募( おうぼ ) 方法( ほうほう ) はどれか。
2月( がつ ) 20日( にち ) の17時( じ ) までに、申請( しんせい ) 書( しょ ) と、合格通知書( ごうかくつうちしょ ) のコピーのみを持参( じさん ) する。
2月( がつ ) 20日( にち ) 必着( ひっちゃく ) で、申請( しんせい ) 書( しょ ) と、合格通知書( ごうかくつうちしょ ) のコピーのみを郵送( ゆうそう ) する。
2月( がつ ) 20日( にち ) 必着( ひっちゃく ) で、申請書( しんせいしょ ) と、合格通知書( ごうかくつうちしょ ) ・パスポートの各( かく ) コピーをFAXする。
2月( がつ ) 20日( にち ) 必着( ひっちゃく ) で、申請書( しんせいしょ ) と、合格通知書( ごうかくつうちしょ ) ・パスポートの各( かく ) データをEメールで送( おく ) る。

東丘国際交流協会
留学生療  入居者募集案内
本協会では、下記のとおり来年度の入居者を募集します。
1.募集対象者  2017年4月に東京部及びその周辺の大学の学部に在籍する留学生。
2.募集している部屋
寮名 部屋の種類 1か月の寮費 設備
さくら寮 一人用 20000円 8階建て
各室に風呂とトイレあり
ふじ寮 一人用 28000円 6階建て
駐車所あり
家族用(四人まで) 48000円* 各室に風呂トイレあり
すみれ寮 一人用 15000円* 3階建て
二人用 10000円* 各室に風呂トイレあり
つばき寮 一人用 8000円 3階建て
各室に風呂トイレなし
注意 (1)*がついている場合、寮費には光熱費が含まれません。
(2) すみれ寮二人用の部屋の寮費は、一人当たりの金額です。
3.入居可能期間 学部の標準修業年限まで(最長入居期間は、1年生なら4年、2年生なら3年、
3年生なら2年、4年生なら1年までです。)
4.入居開始日 2017年3月25日から(さくら寮のみ建築中ための4月15日から)
5.応募方法 必要な種類を郵便または持参してください。(海外在住者はEメールで提出も可)
6.応募期間 2017年2月1日~2月20日(必着) ✩持参の場合は20日17時まで
7.応募先 東丘国際交流協会  留学生寮入居募集係
8.必要書類
   ①申請書 (本ホームページからダウンロード可能)
   ②大学の在学証明書(入学予定者は合格通知書)のコピー
   ③パスポート「写真およびパスポート番号のページ」のコピー(入学予定者のみ)
   Eメール提出の場合、②、③は画像データを添付してください。
9.結果通知 本協会の基準に基づき選考を行い、2017年2月28日にEメールで通知します。
東丘国際交流協会  留学生寮入居者募集係  〒199-0001 東丘市南区591
電話/FAX:021-159-7620 Eメール:nyukyo-bosyu@higashiokahigashioka-kokusai.jp