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Giải đề thi jlpt N2 tháng 12 năm 2018 - moji goi dokkai
Các yêu cầu hoàn thành
Giải đề thi jlpt N2 chính thức tháng 12 năm 2018 phần
moji goi dokkai
問題 1
____の 言葉の読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問01:
二人は離れて座った。
はなれて |
わかれて |
かくれて |
はずれて |
問02:
何か良い企画はありますか。
しかく | きかく | きが | しが |
問03:
再度確認をお願いします。
さいどう |
さいど |
ざいど |
ざいどう |
問04:
とても和やかなパーティーだった。
おだやか |
さわやか |
なごやか |
にぎやか |
問05:
コンピューターでデータを処理した。
しゅり |
しょうり |
しゅうり |
しょり |
問題 2
____の 言葉を漢字で書くとき、最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問06:
明日10時にむかえに行きます。
招え | 仰え | 迎え | 紹 |
問07:
坂本さんはかいごの仕事をしている。
看穫 | 介護 | 介穫 | 看護 |
問08:
カップや皿を同じけいとうの色でそろえた。
系統 | 系等 | 形統 | 形等 |
問09:
古い新聞や本をひもでたばねた。
結ねた | 収ねた | 包ねた | 束ねた |
問10:
出張後、費用のせいさんをした。
請算 | 製算 | 精算 | 制算 |
問題 3
( )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問11:
( )計画のまま始めるのはやめたほうがいい。
不 | 非 | 無 | 反 |
問12:
怪しいメールが届いたときには、メールの送信( )を確認するようにしている。
元 | 原 | 根 | 素 |
問13:
この国では農家の働き( )が減少している。
顔 | 手 | 足 | 腕 |
問題 4
( )に 入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問14:
このスーパーは店の前に車をとめる( )がない。
スペース |
フロア |
ステージ |
フロント |
問15:
エレベータに異常がないか、定期的に( )している。
参観 |
検診 |
観測 |
点検 |
問16:
カメラを向けると、子どもたちは( )笑った。
さっぱり |
にっこり |
ぴかぴか |
ほかほか |
問17:
今日の海は波が高く、船が揺れたせいで、気分が悪くなる人が( )した。
続行 |
続出 |
持続 |
継続 |
問18:
料理中にくしゃみをしたら、小麦粉が( )しまった。
飛び立って |
飛び上がって |
飛び散って |
飛び降りて |
問19:
私は大学を卒業したら、( )に戻って実家の近くで就職したいと思う。
地元 |
根元 |
土台 |
立場 |
問20:
中野さんは味に( )で、調味料が少し変わっただけで違いがわかるらしい。
急激 |
機敏 |
過激 |
敏感 |
問題 5
____に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問21:
この機械を扱うには、特別なテクニックが必要だ。
技術 |
知識 |
工夫 |
訓練 |
問22:
青木さんはしばらく黙ってうつむいていた。
遠くを見て |
目を閉じて |
下を向いて |
腕を組んで |
問23:
この犬は、本当に利口な犬ですね。
かわいい |
頭がいい |
元気な |
かっこいい |
問24:
もう少し用心したほうがいいんじゃないですか。
落ち着いた |
がんばった |
よく考えた |
気を付けた |
問25:
説明がくどくてすみません。
つまらなくて |
下手で |
複雑で |
しつこくて |
問題 6
次の言葉の使い方として最もよいものを。1・2・3・4から一つ選びなさい。
問26:
保存
将来のためにお金は保存したほうがいいですよ。 |
食堂に早く着いたので、後から来る友達の席を保存しておいた。 |
この食品は必ず冷蔵庫で保存してください。 |
山登りは長時間の運動なので、体力を保存しないと後半が大変だ。 |
問27:
鈍い
私は数学が苦手で、計算がとても鈍い。 |
今日は仕事が暇で、時間がたつのが鈍く感じられた。 |
彼は仕事が鈍いが、その分丁寧だ。 |
疲れているのか、彼はいつもより動きが鈍い。 |
問28:
日課
停留所でバスの日課を見ると、次の発車時刻は20分後だった。 |
今日は売り上げが10万円以上あったので、日課が達成できた。 |
朝9時までに出社することが会社の日課で決まっている。 |
健康のため、毎朝30分体操することを日課にしている。 |
問29:
多彩
高橋氏は、小説家や画家として多彩な活動を行っている。 |
今夜は空に星が多彩に輝いていて、とてもきれいです。 |
文章にあいまいな表現を使うと、読者が多彩な理解をするだろう。 |
木村さんには生活全般において多彩にお世話になりました。 |
問30:
乗り継ぐ
居眠りをして、降りるつもりだった駅を乗り継いでしまった。 |
疲れたので友達に運転を乗り継いでもらった。 |
バスと電車を乗り継いで、やっと目的地に着いた。 |
朝はたくさんの人が電車を乗り継ぐので、ドアの近くに立っていると大変だ。 |
問題 7
次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
問31:
あの人は、人の意見を聞き( )しないで、自分の主張ばかりする。
まで
|
も
|
と
|
を
|
問32:
さっき、買い物( )、コンビニに寄ってATMでお金を下ろしてきた。
の場合
|
にしては
|
のついでに
|
というのは
|
問33:
(テレビ番組で) 「私たちが住んでいる地球は、( )どうやってできたのでしょうか。地球誕生の秘密を見てみましょう。」
とうとう
|
おそらく
|
まもなく
|
いったい
|
問34:
X社の調査によると、共働き夫婦における夫の家事負担の割合は、夫の年齢が( )にしたがって増加しているという。
下がる
|
下がっている
|
下がった
|
下がっていた
|
問35:
12月に入り、インフルエンザの患者数は増える( )。
ほどだ
|
までだ
|
一方だ
|
次第だ
|
問36:
わが国は石油や石炭などのエネルギー資源がほとんどないため、多くを海外からの輸入に( )。
頼らざるを得ない
|
頼るわけにはいかない
|
頼らないに違いない
|
頼ることにほからない
|
問37:
(会社で) 受付「A社の山下様が受付で( )。」 田中「あ、わかりました。すぐ行きます。」
お待ちです
|
待っております
|
お待ちください
|
待っていただけますか
|
問38:
レストランハヤマのランチは、AランチかBランチの2種類( )選べないが、安くてとてもおいしい。
にしか
|
にだけ
|
からしか
|
からだけ
|
問39:
昨日私が乗った飛行機は、今まで乗ったどの( )小さかった。
飛行機のわりに
|
飛行機よりも
|
飛行機がいちばん
|
飛行機のほうが
|
問40:
髪が傷んでしまうので、紙を洗った後は、ぬれた( )、しっかり乾かしましょう。
ままにせず
|
ようになっても
|
だけにすれば
|
ことにならなくて
|
問41:
A「最近元気ないみたいだけど、どうしたの?」 B「別れた彼のことがなかなか忘れられなくて…。」 A「忘れられないなら、そんなに無理に( )と思うよ。」
忘れてしまいたくない
|
忘れようとしているんだ
|
忘れてしまうんだろう
|
忘れようとしなくてもいい
|
問42:
私は両親に子どものころから自分がやりたいことを自由に( )。
やらせてもらってくる
|
やらせてくれている
|
やらせてもらってきた
|
やらせてくれていた
|
問題 8
次の文の ★ に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。
問43:
山や植物の写真家 ___
___ ___ ★
写真展が15日からABCデパートで開催される。
として
|
の
|
岩本まさき氏
|
有名な
|
問44:
子供のころは、一年が長く感じられたのに、年をとる ___
___ ★ ___ だろうか。
のは
|
につれて
|
なぜ
|
短く感じるようになる
|
問45:
情報をどのような ___
___ ★
___ が変わってくるので、順番を意識して話す必要がある。
相手の受け止め方
|
提示するか
|
によって
|
順番で
|
問46:
日本では、99歳のお祝いを「白寿」と言います。「百」の字から「一」をとる ___
___ ★
___ そう呼ばれています。
と
|
字になる
|
ことから
|
「白」という
|
問47:
講師「最初は ___
___ ★
___ 気になってくるということはありませんか。このような心理現象を『ザイオンス効果』と言います。」
うちに
|
全く興味がなかった
|
商品なのに
|
CMなどで何度か見ている
|
問題 9
次の文章を読んで、文全体の内容を考えて、[50]から[54]の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
以下は、教育雑誌のコラムである。
伝統から最新技術へ
今も昔も、子供たちに親しまれている折り紙。そんな身近な折り紙が今、「折り紙工学」という学問になっている。一例を[48]。
折り紙の「折って畳むこと」と「畳んだものを広げること」を利用した研究がある。大きなものを小さくし、それを簡単に元の大きさが変えられる折り紙が注目されたのだ。ただ折って小さくするのなら、新聞を折り畳むように何回も折ればいい。しかしそれでは、広げるときに、畳んだ分の回数だけ開くことになる。[49]、一気に元の大きさに戻せる折り方を開発するために研究が重ねられた。
その結果、何回折った後でも、折り畳んだ状態から両端を引っ張るだけで、元の平面に戻すことができる方法にたどり着いたのである。
この折り方を[50]、人工衛星に用いる「太陽電池パネル」などの装置が作られている。
装置を宇宙へ運ぶロケットの容量には限界があり、装置は小さくしなければならない。だからといって分割して部品にすると、宇宙空間で組み立てる技術が必要となる。ここに研究の成果が生かされる。開発された折り方を使えば、装置を折り畳んで小さくすることができ、宇宙空間に出たときには簡単に[51]。
伝統的な遊びが宇宙で使われる最新技術につながっている。子供と折り紙で遊びながら、このような科学の話を[52]。折り紙を通して、宇宙工学や技術開発の分野にも興味を持つかもしれない。
伝統から最新技術へ
今も昔も、子供たちに親しまれている折り紙。そんな身近な折り紙が今、「折り紙工学」という学問になっている。一例を[48]。
折り紙の「折って畳むこと」と「畳んだものを広げること」を利用した研究がある。大きなものを小さくし、それを簡単に元の大きさが変えられる折り紙が注目されたのだ。ただ折って小さくするのなら、新聞を折り畳むように何回も折ればいい。しかしそれでは、広げるときに、畳んだ分の回数だけ開くことになる。[49]、一気に元の大きさに戻せる折り方を開発するために研究が重ねられた。
その結果、何回折った後でも、折り畳んだ状態から両端を引っ張るだけで、元の平面に戻すことができる方法にたどり着いたのである。
この折り方を[50]、人工衛星に用いる「太陽電池パネル」などの装置が作られている。
装置を宇宙へ運ぶロケットの容量には限界があり、装置は小さくしなければならない。だからといって分割して部品にすると、宇宙空間で組み立てる技術が必要となる。ここに研究の成果が生かされる。開発された折り方を使えば、装置を折り畳んで小さくすることができ、宇宙空間に出たときには簡単に[51]。
伝統的な遊びが宇宙で使われる最新技術につながっている。子供と折り紙で遊びながら、このような科学の話を[52]。折り紙を通して、宇宙工学や技術開発の分野にも興味を持つかもしれない。
問48:
[48]
挙げている
|
挙げようとする
|
挙げよう
|
挙げるだろう
|
問49:
[49]
ただし
|
しかも
|
そこで
|
かえって
|
問50:
[50]
活用して
|
活用するほかに
|
活用するまで
|
活用したにもかかわらず
|
問51:
[51]
広げられるというのか
|
広げられるかのようだ
|
広げられるのだろうか
|
広げられるというわけだ
|
問52:
[52]
してみたがらない
|
してみるのも悪くない
|
してみそうない
|
してみても始まらない
|
問題 10
次の(1)から(5)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)
情報が容易に入手(注1)できると、必要な情報を探索する努力が必要なくなるのように思われる。自分で集めるよりも、情報機器の提供する情報のほうが客観的信頼できると勘違いする。
しかし、だれにでも役に立つ完璧な情報など存在しない。情報化時代を生きるためは個々人が他者の提供する情報を評価し、比較検討し、その中から自分にとって、自分の目標にとって有益(注3)な情報を選別する能力と知識を持たなければならないのである。
しかし、だれにでも役に立つ完璧な情報など存在しない。情報化時代を生きるためは個々人が他者の提供する情報を評価し、比較検討し、その中から自分にとって、自分の目標にとって有益(注3)な情報を選別する能力と知識を持たなければならないのである。
(注1) 入手する: 手に入れる
(注2) 探索(たんさく)する: 探す
(注3) 有益(ゆうえき)な: 役に立つ
問53:
情報化時代を生きるために必要なについて、筆者はどのように考えているか。
情報機器が提供してくれる情報を活用すべきだ。
|
自分にとって必要な情報を選び出す力が大切だ。
|
自分の目標に合った情報を多く集めたほうがいい。
|
自分で選別した情報を他者の情報と比較検討すべきだ。
|
(2)
以下は、ある時計メーカーのお客様サポートセンターに届いたメールである。
マルオデジタル お客様サポートセンター
ご担当者様
1か月前に貴社の修理センターで腕時計を修理していただきました(受付番号46955841)。しかし、先日また同じように画面の一部が暗くなり数字が読みづらくなったので、完全に直っていなかったのではないかと思います。再修理をお願いしたいのですが、現在は保証期間が過ぎています。前回は保証期間内だったので無料でしたが、今回は修理費を支払わなければならなりませんか。
ご確認の上、なるべく早くお返事をいただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
本山由香
マルオデジタル お客様サポートセンター
ご担当者様
1か月前に貴社の修理センターで腕時計を修理していただきました(受付番号46955841)。しかし、先日また同じように画面の一部が暗くなり数字が読みづらくなったので、完全に直っていなかったのではないかと思います。再修理をお願いしたいのですが、現在は保証期間が過ぎています。前回は保証期間内だったので無料でしたが、今回は修理費を支払わなければならなりませんか。
ご確認の上、なるべく早くお返事をいただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
本山由香
問54:
このメールの用件は何か。
再修理なので、修理費が安くなるかどうか教えてほしい。
|
無料ではなくてもいいので、修理できるかどうか教えてほしい。
|
保証期間内なので、無料で修理できるかどうか教えてほしい。
|
保証期間が過ぎているが、修理費が必要かどうか教えてほしい。
|
(3)
文化項目の価値評価は人類共通のものではありません。ある国のある地域では優れているとされるものでも、他の国のある地域に行ったならば、それは妙な事物であったり、社会としては認め難い事物でしかない場合も普通にあるということです。同じことは時代というものに関しても言えることです。現在、同じ集団の人々が素晴らしいと信じて行っていることも、わずか百年前ならば、その社会ではとても認められないことだったという例も沢山あるはずです。
問55:
文化項目の価値評価について、筆者の考えに合うのはどれか。
地域や時代によって異なる
|
地域や時代に関係なく変化する
|
地域差より時代差のほうが大きい。
|
同じ集団なら時代差はない。
|
(4)
以下は、あるかばん店がホームページに掲載したお知らせである。
手作りかばんの店「アズレ」≫お知らせ
43419
インターネット販売につきまして
9月よりインターネットでの商品の販売を行ってまいりましたが、予想以上のご注文をいただき、現在、製造が追いつかない状況です。そのため、大変申し訳ございませんが、インターネットでの販売は11月30日までとし、しばらくの間中止させていただきます。
なお、店での販売は12月1日以降も続けてまいります。インターネットでの販売の再開につきましては、製造体制が整い次第お知らせいたします。
ご不便をごかけてしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
手作りかばんの店「アズレ」店長 鈴木洋一
手作りかばんの店「アズレ」≫お知らせ
43419
インターネット販売につきまして
9月よりインターネットでの商品の販売を行ってまいりましたが、予想以上のご注文をいただき、現在、製造が追いつかない状況です。そのため、大変申し訳ございませんが、インターネットでの販売は11月30日までとし、しばらくの間中止させていただきます。
なお、店での販売は12月1日以降も続けてまいります。インターネットでの販売の再開につきましては、製造体制が整い次第お知らせいたします。
ご不便をごかけてしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
手作りかばんの店「アズレ」店長 鈴木洋一
問56:
このお知らせで伝えたいことは何か。
インターネットでの販売は11月30日で中止し、製造体制が整うまで店での販売のみ行う。
|
インターネットでの販売は11月30日で中止し、12月1日からは店での販売を始める。
|
インターネット販売も店で販売も11月30日で中止するが、製造体制が整ったらどちらも再開する。
|
インターネット販売も店で販売も11月30日で中止するが、製造体制が整ったら店での販売<
|
(5)
以下は、スポーツ選手が書いた文章である。
よく、過去は変えられないというが、正確に言えば過去に起きた出来事は変えられないが、「意味」は変えられるというべきだろう。なぜならば、人生で起きた最悪の出来事も、その後の生き方によっては、自分の人生の転機(注)になったと捉え直すときがあるからだ。
「人間は現実ではなく、物語を生きている」というのが、私の競技人生で学んだことだ。現実に起きた事は変えられないが、物語はいくらでも変えられる。そして物語が変われば、過去も未来も、風景が違って見える。
よく、過去は変えられないというが、正確に言えば過去に起きた出来事は変えられないが、「意味」は変えられるというべきだろう。なぜならば、人生で起きた最悪の出来事も、その後の生き方によっては、自分の人生の転機(注)になったと捉え直すときがあるからだ。
「人間は現実ではなく、物語を生きている」というのが、私の競技人生で学んだことだ。現実に起きた事は変えられないが、物語はいくらでも変えられる。そして物語が変われば、過去も未来も、風景が違って見える。
(注) 人生の転機: 人生が変わるきっかけ
問57:
筆者の考えに合うのはどれか。
過去に起きた出来事の意味を理解すれば、未来を変えられる。
|
現実に起きた出来事によって、人生という物語が決まる。
|
同じ出来事でも、捉え方によってその意味が変えられる。
|
どんな出来事でも、肯定的に捉えたほうがいい。
|
問題 11
つぎの(1)から(3)の文章を 読んで、後の問いに対する答えとして 最もよいものを1・2・3・4から一つ えらびください。
(1)
以下は、スポーツの指導者が子どもを叱ることについて書かれた文章である。
叱ることの本来の目的は「叱られた原因を理解する」 「自分の間違いに気づく」 「うまくいかせるために次にとるべき行動がわかる」の三点です。
とくに重要なのが、次にとるべき行動がわかることです。叱られたことで、自信をなくして次の行動がとれなくなることは、「叱る」という本来の目的からはずれることになります。
(中略)
「叱る」とは、叱ることで子どもがどのような反応を起こすか、すべて計算されていること。つまり「叱ることで子どもがどんな行動を起こすか」が、予想できていなければならない、ということです。そもそも(注1)叱ることは、子どもの成長が目的なのです。
これに対し、「怒る」は感情的な行為です。ときには怒りや憎しみを伴います。また、子ども自身を否定することにもなりかねません。指導者は「叱る」 「怒る」の違いを常に自問自答(注2)することが大切です。さらには「君自身を否定しているわけではないのだよ、君のしたことを叱っているのだ」と伝えましょう。つまり、人格(注3)を含めてすべてを頭ごなしに(注4)叱るのではなく、ポイントで叱るのです。
ここで、「叱る」うえでの注意点を一つ。叱ることが何度も続くと、叱られることに対する慣れが生じ、「いつものことか」と子どもが感じとり、指導者の本当にいいたいことが伝わないということがあります。叱ることによって、得られる効果が半減しないためにも、指導者は日頃から注意深く、また意思を持って、みずからと向き合う必要があるのです。
叱ることの本来の目的は「叱られた原因を理解する」 「自分の間違いに気づく」 「うまくいかせるために次にとるべき行動がわかる」の三点です。
とくに重要なのが、次にとるべき行動がわかることです。叱られたことで、自信をなくして次の行動がとれなくなることは、「叱る」という本来の目的からはずれることになります。
(中略)
「叱る」とは、叱ることで子どもがどのような反応を起こすか、すべて計算されていること。つまり「叱ることで子どもがどんな行動を起こすか」が、予想できていなければならない、ということです。そもそも(注1)叱ることは、子どもの成長が目的なのです。
これに対し、「怒る」は感情的な行為です。ときには怒りや憎しみを伴います。また、子ども自身を否定することにもなりかねません。指導者は「叱る」 「怒る」の違いを常に自問自答(注2)することが大切です。さらには「君自身を否定しているわけではないのだよ、君のしたことを叱っているのだ」と伝えましょう。つまり、人格(注3)を含めてすべてを頭ごなしに(注4)叱るのではなく、ポイントで叱るのです。
ここで、「叱る」うえでの注意点を一つ。叱ることが何度も続くと、叱られることに対する慣れが生じ、「いつものことか」と子どもが感じとり、指導者の本当にいいたいことが伝わないということがあります。叱ることによって、得られる効果が半減しないためにも、指導者は日頃から注意深く、また意思を持って、みずからと向き合う必要があるのです。
(注1) そもそも: 本来
(注2) 自問自答する: 自分に問いかけ、自分で考える
(注3) 人格: 性格
(注4) 頭ごなしに: 最初から一方的
問58:
子どもを叱るとき、指導者にとって必要なことは何か。
なぜ叱るのかを子供に伝えること
|
次にとるべき行動を子どもに説明できること
|
叱った後の子どもの行動が予測できていること
|
子どもが自信をなくさないように強く叱らないこと
|
問59:
筆者によると、叱るときはどのようにすればいいか。
肯定的な言葉だけを使って叱る。
|
間違った行動を取り上げて叱る。
|
子どもの成長に合った叱り方をする。
|
怒りや憎しみを隠して叱る。
|
問60:
筆者の考えに合うのはどれか。
叱る効果を高めるには、日頃から子どもと向き合う必要がある。
|
本当に言いたいことを伝えるには、あきらめずに何度も叱ることが大切だ。
|
効果的に叱るには、叱ることに慣れることが大切だ。
|
効果的に叱るには、伝えたいことをしっかり考えてえおく必要がある。
|
(2)
先日、とある大学の学部生を相手に講演をする機会があった。そのときは、私が一緒に仕事をしてきた仲間についてのエピソード(注1)を紹介したのだったが、後ほどアンケートを読ませてもらった驚いた。その仲間についての話を大まかに言えば、性格に欠点を持つ人間だったが、そのために面白いキャラクター(注2)であったし、仕事でもすばらしい結果を残し、尊敬に値する(注3)人物であったというものだった。これをどう受け取ったのかわからないが、アンケートの一つに、「人の欠点について話すことに憤慨(注4)を覚える」といった趣旨(注5)のことが書いてあったのだ。(中略)
人が個性について語る場合、どうもいい個性のことばかりをを取り上げているように思う。いい個性は伸ばし、悪い個性は直しましょう、というわけだ。しかし、私にとってはどちらも大切にすべき個性であるし、そもそも(注6)こうしたものにいいも悪いもないのである。講演で話したことに関しても、私の言う彼の欠点は、一般的な考えに照らし合わせれば(注7)欠点かもしれない。けれども、それこそが彼の個性であって、成功の一因になったということだ。
しかし、そういった考えは許されないようだ。なぜか個性とは、常識的な考えからいって褒められるものではなければいけないのである。そうなると、今言われている個性とは、一般的にいいとされる個性というものがすでにいくつかあって、それをどう獲得するかを考えなければならないということになる。しかし、そんなものは個性ではないし、結局は人と同じになってしまうのである。
人が個性について語る場合、どうもいい個性のことばかりをを取り上げているように思う。いい個性は伸ばし、悪い個性は直しましょう、というわけだ。しかし、私にとってはどちらも大切にすべき個性であるし、そもそも(注6)こうしたものにいいも悪いもないのである。講演で話したことに関しても、私の言う彼の欠点は、一般的な考えに照らし合わせれば(注7)欠点かもしれない。けれども、それこそが彼の個性であって、成功の一因になったということだ。
しかし、そういった考えは許されないようだ。なぜか個性とは、常識的な考えからいって褒められるものではなければいけないのである。そうなると、今言われている個性とは、一般的にいいとされる個性というものがすでにいくつかあって、それをどう獲得するかを考えなければならないということになる。しかし、そんなものは個性ではないし、結局は人と同じになってしまうのである。
(注1) エピソード: ここでは、話
(注2) キャラクター: 性格
(注3) 尊敬に値する: 尊敬できる
(注4) 憤慨を覚える: 腹が立つ
(注5) 趣旨: ここでは、内容
(注6) そもそも: もともと
(注7) ~照らし合わせれば: ここでは、~からすれば
問61:
驚いたとあるが、なぜか。
仕事について話したのに、性格について話したと勘違いされたから
|
仕事仲間について話すのはよくないことだと言われたから
|
友人のいいところを話したのに、それを欠点だと思われたから
|
他人の欠点を話すのはよくないことだと指摘されたから
|
問62:
人の欠点について、筆者どのように考えているか・
欠点も個性だと言える
|
欠点を個性とするのはよくない。
|
直せる欠点は直したほうがいい。
|
いい点よりも欠点のほうが成功に役立つ
|
問63:
筆者の考えに合うのはどれか。
褒められる個性でなければ、直したほうがいい。
|
いいとされる個性をどう獲得するかを考えることが重要だ。
|
いいとされる個性を獲得しても、それは個性とは言えない。
|
どのような個性であっても、成功と結び付けて考えないほうがいい。
|
(3)
以下は、文字を持たない民族について研究している人が書いた文章である。
本に書いてあることは、ことさらに(注1) 中身を全部覚えておかなくても、それについてどの本に書いてあったかが思い出せればよろしい。インターネットが開発した現代においては、ちょっとしたことならすぐに検索できる。バッハとヘンデ(注2)はどっちが先に生まれたなどと不意に(注3)聞かれたとしても、クラシックファンでなくても、手元にネットにつながったパソコンがあれば、わけもなく(注4)返答できる。しかし、それは自分自身の知識が増えたわけではない。そこに文字として書かれているものは、すべて自分の外側にあるものであり、それにアクセスできなくなったとたんーー早い話が本が全部焼けてしまうとか、停電になるとかしたとたんーーそのほとんどが自分とは無縁のものになってしまうのである。
文字を使わないということは、常にその状態にあるということである。自分が記憶していないものは、存在していないのと同じ。(中略)本を読んだり、ビデオやDVDで同じ映像を何度も再生して見ることに慣れた我々は、その瞬間に頭に入らなくとも、もう一度見ればよいと考えてしまいがちでる。しかし、そういう文化の中で育っていない人たちにとっては、その瞬間を逃したらそれまでであって、同じ人から同じ話を聞く機会はもう二度とないと考える。そのような気持ちで人のことばを聞くことによって培われた(注5)力が、記憶する力になっているのであろう。
文字を学び、書かれたものを読む能力は、人間の取得可能な知識の範囲を格段に(注6)広げたことは事実である。しかし、それは取得した知識が増えたことを、なんら(注7)意味してはいない。
本に書いてあることは、ことさらに(注1) 中身を全部覚えておかなくても、それについてどの本に書いてあったかが思い出せればよろしい。インターネットが開発した現代においては、ちょっとしたことならすぐに検索できる。バッハとヘンデ(注2)はどっちが先に生まれたなどと不意に(注3)聞かれたとしても、クラシックファンでなくても、手元にネットにつながったパソコンがあれば、わけもなく(注4)返答できる。しかし、それは自分自身の知識が増えたわけではない。そこに文字として書かれているものは、すべて自分の外側にあるものであり、それにアクセスできなくなったとたんーー早い話が本が全部焼けてしまうとか、停電になるとかしたとたんーーそのほとんどが自分とは無縁のものになってしまうのである。
文字を使わないということは、常にその状態にあるということである。自分が記憶していないものは、存在していないのと同じ。(中略)本を読んだり、ビデオやDVDで同じ映像を何度も再生して見ることに慣れた我々は、その瞬間に頭に入らなくとも、もう一度見ればよいと考えてしまいがちでる。しかし、そういう文化の中で育っていない人たちにとっては、その瞬間を逃したらそれまでであって、同じ人から同じ話を聞く機会はもう二度とないと考える。そのような気持ちで人のことばを聞くことによって培われた(注5)力が、記憶する力になっているのであろう。
文字を学び、書かれたものを読む能力は、人間の取得可能な知識の範囲を格段に(注6)広げたことは事実である。しかし、それは取得した知識が増えたことを、なんら(注7)意味してはいない。
(注1) ことさらに: ここでは、特に
(注2) バッハとヘンデル: どちらも18世紀に活躍した作曲家
(注3) 不意に: 突然
(注4) わけもなく: 簡単に
(注5) 培われた:育てられた
(注6) 格段: ここでは、大きく
(注7) なんら: 少しも
問64:
そのほとんどとは何か。
自分自身の知識のほとんど
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調べればわかることのほとんど
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検索するための手段のほとんど
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文字によって覚えたことのほとんど
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問65:
文字を使わない人たちについて、筆者はどのように考えているか。
自分の覚えたい話しか興味を持って聞かない。
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同じ話を二度と聞けないと考えて、集中して聞く。
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話を記憶できなければ、もう一度聞き直す。
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話は何度も聞けないので、忘れてしまいがちである。
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問66:
筆者の考えに合うのはどれか。
記憶していなければ、知識を得たことはいえない。
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知識が増えるにしたがって、記憶する力も伸びる。
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文字を学ばなければ、知識は増えない。
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文字の使用の有無にかかわらず、記憶する力は変わらない。
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問題 12
次のAとBの文章を読んで、後ろの問いに対する答えを最もよいものを一つ 選びなさい。
A
就職したばかりの若者はいつも不安を抱えていることを理解してほしい。彼らは新しい環境に慣れていないうえに、仕事で失敗して上司からしかられることをとても恐れているのだ。
そんな彼らは、仕事を頼まれてもすぐに始めることができない。失敗したくないので、仕事をする前にいろいろ質問をしてくる。彼らの気持ちがわからないと、聞かれた人は自分の若い時と比べて仕事に消極的だ、口ばかりで働くのを嫌がる、と誤解することになる。
もちろん消極的な若者は困る。しかし社会も教育も変わっているのだから、若者の考え方が自分と違うのはしかたない。彼らの気持ちを理解するには、自分から歩み寄ることが必要だ。
B
今の若者が、あなたが若いところと同じ考えで働いていると思ってはいけない。育った時代や環境が違えば、仕事についての価値観が違うのは当然だ。
あなたが若いところは、上司から命じられた仕事は黙ってやる、自分の意見を言うのは仕事を覚えてから、というのが当たり前だったかもしれない。しかし、昔よりも個性を肯定する教育を受けた今の若者にそれは通用しない。自分の考えに合わなければ、たとえ上司の命令でも反論する人もいる。一方で、仕事の目的や本人の役割をきちんと説明すれば、納得して積極的に仕事に取り組むこともある。
若者は若者のいいところがある。自分との違いを認め、その溝を埋める努力をしてみよう。
就職したばかりの若者はいつも不安を抱えていることを理解してほしい。彼らは新しい環境に慣れていないうえに、仕事で失敗して上司からしかられることをとても恐れているのだ。
そんな彼らは、仕事を頼まれてもすぐに始めることができない。失敗したくないので、仕事をする前にいろいろ質問をしてくる。彼らの気持ちがわからないと、聞かれた人は自分の若い時と比べて仕事に消極的だ、口ばかりで働くのを嫌がる、と誤解することになる。
もちろん消極的な若者は困る。しかし社会も教育も変わっているのだから、若者の考え方が自分と違うのはしかたない。彼らの気持ちを理解するには、自分から歩み寄ることが必要だ。
B
今の若者が、あなたが若いところと同じ考えで働いていると思ってはいけない。育った時代や環境が違えば、仕事についての価値観が違うのは当然だ。
あなたが若いところは、上司から命じられた仕事は黙ってやる、自分の意見を言うのは仕事を覚えてから、というのが当たり前だったかもしれない。しかし、昔よりも個性を肯定する教育を受けた今の若者にそれは通用しない。自分の考えに合わなければ、たとえ上司の命令でも反論する人もいる。一方で、仕事の目的や本人の役割をきちんと説明すれば、納得して積極的に仕事に取り組むこともある。
若者は若者のいいところがある。自分との違いを認め、その溝を埋める努力をしてみよう。
問67:
今の若者について、AとBはどのように述べているか。
AもBも、上司の言うことをすなおに聞かないと述べている。
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AもBも、不安を抱えていて上司に質問することが多いと述べている。
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Aは仕事に対して消極的で働くを嫌がると述べ、Bは自身が納得できれば積極的に働くと
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Aは仕事で失敗することを恐れていると述べ、Bは自身の意見をはっきりと主張しようとすると述べている。
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問68:
若者と働くうえで重要なこととして、AとBが共通して述べていることは何か。
若者との違いを認め、理解しようとすること
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若者の不安を解消し、働きやすくすること
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若者の個性を認めてあげること
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若者のいいところを学ぶこと
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問題 13
次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして、最もよいものを1・2・3・4から 一つ 選びなさい。
人類進化学の研究によると、現在生きて地球環境問題をおこしている人類は、現代人、すなわち学名をホモ・サピエンスという種類である。
ホモ・サピエンスは今から約20万年から30万年前、アフリカに現れ、それから広く世界に拡散していって(注1)、現在ではほぼ全地球上に住んでいる。
その間には人口も増えた。
人口が増えれば、必要とされる食物や生活物資の量も増える。自然界には自ずから(注2)その限界というものが存在しているはずであるが、自然を支配して生きようとした動物である人間は、食物の栽培や物資の生産を始めた。そして、その生産(農業生産や工業生産)の拡大によって、自然界の限界を乗り越え、人口を拡大していった。
ふつうの動物であれば、一つの土地にいるその動物の個体数が増えれば、ある時点で集団の分裂(注3)がおこる。
しかし、体に武器というものを持たない動物であった人間は、どうやら100人、200人を超える大集団を作って生活し、それによって敵から身を守り、食物も獲得していたように思われる。そして、そのような大集団をなんとか維持する個体間関係を保つことが可能でもあった。
当然ながら、子どもたちもその大集団の中で育ち、年齢もキャラクター(注4)もさまざまなたくさんの他人たちの中で、その人々のしていることから、言語や概念(注5)も含めて多種多様なことを急速に学びとって成長していったと考えられる。
つまり、大集団で生活すること、そしてそれが可能であったということが、人間という動物の特徴であったのである。
したがって集団の人口増加も「都市」の拡大も、人間にとって有利なことであった。こうして人間の人口は、有史以来ひたすら増えつづけてきた。そしてもはや(注6)かなり前から警告されているとおり、今や地球環境の限界を超えてしまっているのである。(中略)
だとすれば私たちは今何をしたらよいのだろうか?
自然を支配して生きていこうという人間の生きかたを、今さら変えることは無理だろう。それはライオンに草を食え、ウマやウシにネズミを食えというようなものである。体の作りからいってもそれは無理である。
ではどうしたらよいのか?それには人間が自然というものをもっとよく知り、環境とは何か、それぞれの生きものにとっての環世界(注7)というものは何かをもっと深く知るほかはあるまい。
ホモ・サピエンスは今から約20万年から30万年前、アフリカに現れ、それから広く世界に拡散していって(注1)、現在ではほぼ全地球上に住んでいる。
その間には人口も増えた。
人口が増えれば、必要とされる食物や生活物資の量も増える。自然界には自ずから(注2)その限界というものが存在しているはずであるが、自然を支配して生きようとした動物である人間は、食物の栽培や物資の生産を始めた。そして、その生産(農業生産や工業生産)の拡大によって、自然界の限界を乗り越え、人口を拡大していった。
ふつうの動物であれば、一つの土地にいるその動物の個体数が増えれば、ある時点で集団の分裂(注3)がおこる。
しかし、体に武器というものを持たない動物であった人間は、どうやら100人、200人を超える大集団を作って生活し、それによって敵から身を守り、食物も獲得していたように思われる。そして、そのような大集団をなんとか維持する個体間関係を保つことが可能でもあった。
当然ながら、子どもたちもその大集団の中で育ち、年齢もキャラクター(注4)もさまざまなたくさんの他人たちの中で、その人々のしていることから、言語や概念(注5)も含めて多種多様なことを急速に学びとって成長していったと考えられる。
つまり、大集団で生活すること、そしてそれが可能であったということが、人間という動物の特徴であったのである。
したがって集団の人口増加も「都市」の拡大も、人間にとって有利なことであった。こうして人間の人口は、有史以来ひたすら増えつづけてきた。そしてもはや(注6)かなり前から警告されているとおり、今や地球環境の限界を超えてしまっているのである。(中略)
だとすれば私たちは今何をしたらよいのだろうか?
自然を支配して生きていこうという人間の生きかたを、今さら変えることは無理だろう。それはライオンに草を食え、ウマやウシにネズミを食えというようなものである。体の作りからいってもそれは無理である。
ではどうしたらよいのか?それには人間が自然というものをもっとよく知り、環境とは何か、それぞれの生きものにとっての環世界(注7)というものは何かをもっと深く知るほかはあるまい。
(注1) 拡散する: 広がる
(注2) 自ずから: もともと
(注3) 分裂: いくつかに分かれること
(注4) キャラクター: 性格
(注5) 概念: ここでは、意味内容
(注6) もはや: すでに
(注7) 環世界: ここでは、自然環境
問69:
人口増加について、筆者はどのように述べているか。
自然界の食物を限界まで消費し、人口を増やしていった。
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自然災害を乗り越えることによって、人口を増やしていった。
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食物を求めて他の動物と争いながら、人口を増やしていった。
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食物や生活物資を作り出すことによって、人口を増やしていった。
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問70:
筆者によると、人間がふつうの動物と違うのはどのような点か。
大集団同士が学び合って、関係を維持していった点
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個体間関係を保ちながら、大集団を維持していった点
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武器を作って身を守りながら、大集団を作っていった点
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武器を持たないため、大集団同士の戦いを避けて生きていた点
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問71:
筆者は、地球環境を守るためにどうすればいいと考えているか。
他の生きものに対しての人間の役割をもっと考える。
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人間が自然を支配して生きていくという姿勢を改める。
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自然や個々の生きものにとっての環境をよく理解する。
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環境の限界を理解して、人間の生きかたを変える努力をする。
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問題 14
次は、あるレンタル専門店のホームページである。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ 選びなさい。
問72:
ワンさんは旅行用にできるだけ軽いスーツケースを借りたいと考えている。容量は60リットルあればいい。ワンさんの旅行期間は10日間だが、ワンさんの希望に最も合うスーツケースを借りる場合、料金はいくらになるか。
2800円
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3600円
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4000円
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5200円
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問73:
タンヤさんは出張用にスーツケースを借りることにした。今日は出発日の6日前である。出発日の3日前にスーツケースを届けてもらうためにはどうしなければならないか。
インターネットで、今日中(出発日の6日前)に申し込む。
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インターネットで、明日(出発日の5日前)の午後1時までに申し込む。
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電話で、明日(出発日の5日前)の午後1時までに申し込む。
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電話で、あさって(出発日の3日前)の午後6時までに申し込む。
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(例) 4月4日~8日のご旅行(5日間)の場合: 4月1日にお届け、9日に回収。 | |||||
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ご旅行期間 | S※1サイズ | M※1サイズ | L※1サイズ | ||
7日間まで | 3200円 | 3600円 | 4100円 | ||
15日間まで | 4800円 | 5200円 | 5600円 | ||
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ご旅行期間 | S※1サイズ | M※1サイズ | L※1サイズ | ||
7日間まで | 2400円 | 2800円 | 3200円 | ||
15日間まで | 3600円 | 4000円 | 4400円 | ||
30日間まで | 4500円 | 4900円 | 5300円 | ||
※1 容量 | S:50リットル | M:64リットル | L:81リットル | ||
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